【名探偵コナン】元FBI捜査官、日本で色々大変だってさ【男主】

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沖「0.12パーセント…」



青「なに？！」



沖「犯罪者が高跳びに成功した確率ですよ…約1000人に1人の割合だ。限りなく無に等しい…果たしてあなたはその孤独感とプレッシャーに耐えきることが出来るかな？」





青「う、うるせぇ！」




ｶﾞｯ！




沖「A」



『ナイス！』






青「え…？ ｸﾞｪｯ！」



『はい、確保ー！』







赤井が気を逸らし武器を奪う。そして俺が青里を背負い投げしていっちょあがりってわけ。歩美ちゃんはちゃんと確保されてるしこれで本当に一件落着かなぁ














コ「ねぇねぇ、Aさん」



『…んー？どうした？』




帰りの船でも俺は絶賛船酔い中で…一人で隅に居たんだがコナンがやってきた





コ「Aさんってさ、何者なの？」



『と、言うと？』




コ「やっぱりどう見ても昴さんと知り合いっぽいし…それに今までもだけどその推理力と行動力、あと体術もあるみたいだし普通の一般人じゃないよね？」



『さぁ？俺はただの一般人だと思ってるけど……それよりさぁー』




コ「え、なに？」




『気持ち悪ぃ…今すぐ吐きそう』



コ「え゛？！ちょっと待って？！」



『無理そう……』







コナンが慌てて持ってきたバケツに盛大に吐いた俺を呆れた顔で見るコナンの話はどうにか遮れたと思う。その後も特に聞かれることもないし変に絡まれることは無かった。すぐに赤井が寄ってきて蹲る俺の介抱をしようと手を出してきたがまた突っ込まれそうだから払いのけた。苦手なモノに船も追加しておこう…









「「うわー！！美味しそう！！」」




コ「Aさんすげー…」





博士不在の家に戻ってからすぐに魚の調理に取り掛かった。なんで俺が…なんて思いながらも子供たちの楽しそうな顔見てたらやるしかなくなってた





『じゃー俺は帰るぞ。さすがに疲れたわ』




元「食っていきゃいいのに」



『…吐きすぎて食欲無い』



光「船酔い酷かったですもんね…」




歩「また今度お菓子パーティーしようね！」




『うん…またね』





子供たちに別れを告げ玄関に向かうと後から追ってくる小さな足音。振り返ると宮野志保がいて、俺に保冷バックを突きつけた






哀「どうせ食べきれないから持って帰ってくれないかしら」



『え、いいの？』



哀「えぇ…これは私が釣った分だから構わないわ」



『…ありがとう哀ちゃん。またね』

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