【名探偵コナン】元FBI捜査官、日本で色々大変だってさ【男主】

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パゴッ！！！！！





園「すっごーい！安室さん！！！プロの選手みたい！！」




『(えぐ…)』





「安室さんの実力がみたい！」なんて園子の声に手始めにサーブを見せてもらう事になった。さっき俺と練習した時には鳴らなかったえげつない音を立ててサーブはコナンの横をすっ飛んで行った。ポカーンと口を開けてるコナンはちょっと見物だな







安「いやぁ、中学以来なのでお恥ずかしい！」



毛「ジュニア大会で優勝したらしいってポアロの店長に聞いて驚いたよ！」



『え゛、そんな強いの』



安「その後肩を痛めてしまって…あんまりこのサーブ、数は打てないんですけど教えるだけなら支障ありませんから」





園「よろしくお願いしまーす！」





『教えてもらうのは園子ちゃんなの？』




蘭「園子、テニス部なんですけど…なんでも彼氏が最近テニスを始めたらしくて負けないようにって」




『なるほど…てか彼氏居たんだ！』




蘭「遠距離なんです、園子。でもとっても仲が良くて羨ましですよ」




『蘭ちゃんは新一くんに会えてないの？』




蘭「そんな！新一は別にそんなんじゃ…。でも、最近事件で忙しい〜って学校にも来ないしちょっと心配です。たまにふらっと現れてはすぐに居なくなっちゃうんですよ？」




『ちょっと調べたけど名のある高校生探偵だもんね〜。ま、生きてるんならまた会えるしいっぱい連絡してあげな。今日はテニス楽しもっか？』







どんなに遠距離だって、生きていればきっと会える。この世に居ない人にはもう会えないんだから…今のうちに電話でもなんでも伝えればいい。







蘭「…Aさん、どうかしましたか？」




『え？』




蘭「なんかすごく寂しそうに見えたから…」




『……大丈夫だよ。さ、みんなの所行こっか』




蘭「…はい！」









ーーー宮野明美は俺にとって特別な人。恋愛感情なんかは無かったけど、身内のように親身になってくれた人だった。アメリカ(むこう)にいる時はいっぱい迷惑かけたのに、明美さんが困ってる時になんもしてあげられなかったから…せめて妹だけは守ってやんなきゃって思うんだ。







安「しかし、ギャラリーが増えましたね…」



毛「どっかのテニスプレイヤーが来たと勘違いしてんだよ…」




安「では、サーブから始めましょうか！」





蘭「コナンくんは危ないから下がっててね」

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