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「おや?コナンくんは残ったんですね!お待たせしました、ハムサンドです」
『ありがとうございます』
コ「うん!このお兄さんとお喋りするんだぁ!ねぇ、お兄さんなんて名前なの?」
『俺はA』
コ「名字は?」
『……桜井』
なんだろう、コナンの質問の仕方は誘導尋問されているような感覚になるなぁ
「…桜井、A?」
コ「どうしたの?安室さん」
安室と呼ばれた店員はまだそこに立っていて俺の名前を繰り返す。日本人離れしたその風貌に一瞬知り合いかな?って思ったけどこんな特徴的な人を忘れることは無いだろう
安「いえ、どこかで聞いたような気がしただけです。すみません、どうぞごゆっくり」
『はぁ…どうも』
安室さんはにっこり笑うと離れていった
コ「ねぇねぇAさんはどこから引っ越してきたの?」
『アメリカ』
コ「アメリカ?!随分遠くから来たんだね…」
『まぁ、俺一応国籍向こうだし…』
両親共に日本人だが生まれ育ちはアメリカなんだ。たまーに日本に帰ってきてじいちゃんちに滞在したりはしたけど、もう随分前の事だ。
コ「Aさんの職業は?」
『無職だ。つーかコナン、毛利探偵の真似事でもしてんのか?随分質問攻めにしてくれるじゃんか』
コ「あはは、僕そういうの好きなんだぁ」
『お前いくつ』
コ「小学一年生だよ」
『ふぅん…。なんか頼めば?』
コ「僕お金持ってないけど…」
『子供が遠慮するんじゃありません』
そう言うとコナンは「じゃあ…」とオレンジジュースを頼んだ。チラ、と俺を見たその視線には"無職なのに大丈夫か?"的な感情が含まれている。ふん、舐めてもらっちゃ困る。俺はめちゃくちゃ身体張って稼いだ大金があるのだ。FBIってブラックだけど給料いいんだよなぁ〜
『お、美味い』
コ「ここの料理は全部美味しいんだよ!」
安「嬉しい事言ってくれるねコナンくん。はい、オレンジジュース」
コ「ありがとう!」
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(・(ェ)・)くま(プロフ) - mikittyさん» mikitty様♡コメントありがとうございます!!更新お待たせしましたm(__)mこれからも温かい目で見てやってください♡ (2023年1月9日 3時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 更新嬉しいです!ありがとうございます! (2023年1月4日 0時) (レス) @page41 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - はやてさん» はやて様♡お返事遅くなりましたm(__)m嬉しいお言葉本当にありがとうございます…!!頑張りますのでこれからもよろしくお願いします(*^-^*) (2022年12月17日 6時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
はやて - はじめまして、小説読ませていただきました…とても設定・文章好きです…今まで読んだ小説とは雰囲気が違って、繰り返し読みたくなります。更新頑張ってください! (2022年12月5日 15時) (レス) @page18 id: d578c60413 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - ( ・´ー・`)どやwさん» ( ・´ー・`)どやw様♡コメントありがとうございます!好き…めっちゃ嬉しいお言葉です(´;ω;`)くま、可愛いですよね(・(ェ)・)どやさんの顔もかわいい…(告白返し)更新頑張りますので応援お願いしますッ^^ (2022年12月5日 0時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:(・(ェ)・)くま | 作成日時:2022年12月1日 1時