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カラン、カラン
「いらっしゃいませ!お一人ですか?」
『そうです』
「お好きな席にどうぞ!」
金髪の店員に出迎えられ席に向かう。休日の朝だから席は埋まってて、角のファミリー達の隣りのボックス席に腰を下ろした。
『(うわ、うまそー!)』
メニューを広げると写真付きで美味そうな料理達が並ぶ。そして人気ナンバーワン!と書かれているハムサンドとコーヒーを注文したところで気付いた隣からの視線…
コ「やっぱり!昨日のお兄さんだ!!!」
『昨日?…あ、火事の時の少年じゃん』
なんとそこに居たのは確か、コナンという名の少年。やたら質問してくる子供だった印象だ。
コ「お兄さんもここで朝ごはんなんだね!僕もだよ!ホテル見つかったの?」
『すぐ見つかったよ。素泊まりだからご飯ついてなくてさ、散歩してたらココについたって感じ』
「なぁに、コナンくん。知り合い?」
コ「うん!昨日の火事あったでしょう?そこに住む予定だったみたいで…その時知り合ったんだ!」
「え?!あの、それはなんと言うか…お気の毒に…」
コナンの隣に座る女の子は心配そうに俺を見る
『全然気にしてないんで大丈夫ですよ。今日はこれから不動産巡りっすね』
「若いのに大変なこったぁ」
コナンの向かいに座るおっちゃんが新聞から顔を上げた。…ん?なんかこの人見たことあるような…
『あれ、もしかして毛利小五郎?』
毛「なっはっは!俺も有名人だなぁ!その通り、名探偵毛利小五郎です」
「やめてよお父さん、恥ずかしい…」
コ「あはは…」
決めゼリフを決めポーズで言い放った毛利小五郎は呆れた目を向けられる。眠りの小五郎だっけ?ジョディがなんか言ってた気がする
蘭「娘の毛利蘭です。コナンくん今うちに居候してて…父はこんなのですけどやる時はやるので!何かあったらぜひ」
『はは、もしなんかあったら依頼しますね』
蘭「じゃあ食べ終わったし出ようか?」
コ「えぇー!僕まだお兄さんとお喋りしたい〜!ね、いいでしょ、お兄さん?」
『えっ、俺?まぁ別にいいけど…』
蘭「もー、コナンくん。迷惑でしょう?」
『俺は別にいいですよ。俺が出る時に帰しますんで』
蘭「すみません…じゃあコナンくん、ちゃんと帰ってくるのよ?」
コ「はぁーい!!」
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(・(ェ)・)くま(プロフ) - mikittyさん» mikitty様♡コメントありがとうございます!!更新お待たせしましたm(__)mこれからも温かい目で見てやってください♡ (2023年1月9日 3時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 更新嬉しいです!ありがとうございます! (2023年1月4日 0時) (レス) @page41 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - はやてさん» はやて様♡お返事遅くなりましたm(__)m嬉しいお言葉本当にありがとうございます…!!頑張りますのでこれからもよろしくお願いします(*^-^*) (2022年12月17日 6時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
はやて - はじめまして、小説読ませていただきました…とても設定・文章好きです…今まで読んだ小説とは雰囲気が違って、繰り返し読みたくなります。更新頑張ってください! (2022年12月5日 15時) (レス) @page18 id: d578c60413 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - ( ・´ー・`)どやwさん» ( ・´ー・`)どやw様♡コメントありがとうございます!好き…めっちゃ嬉しいお言葉です(´;ω;`)くま、可愛いですよね(・(ェ)・)どやさんの顔もかわいい…(告白返し)更新頑張りますので応援お願いしますッ^^ (2022年12月5日 0時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:(・(ェ)・)くま | 作成日時:2022年12月1日 1時