【名探偵コナン】元FBI捜査官、日本に帰るってさ【男主】

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警察にリストを奪われ離れるよう指示され、目暮警部と高木刑事はその職務を全うしようと動き回る。





蘭「あ、お父さんに遅くなるって連絡しなきゃ」




そう言った蘭は高木刑事が去っていった方に電話を持ちながら消えていく。はは、多分あれは追いかけて行ったな…どうせ×の意味を聞きに行ったんだろう






ジ「毛利サン遅いですね」

園「あのガキんちょもどっかいっちゃうし…」



『コナンならあそこにいるぞ』




離れろって言われたのにエスカレーター検証中の鑑識の周りうろついて摘みあげられているコナンがいた





『お前じっとしてろよなぁ』


ジ「Hey！クールキッド！まるでダチョウさんですねー！」



コ「ダチョウ？」




ジ「○×△□の意味、わかーりましたかー？」



コ「いや…全然…」



ジ「もしかしたらみんなの言う通り形で何かを表しているかもしれないねー？たとーえば、アメリカ合衆国国防省の事"ペンタゴン"と呼んでまーす！」




『あれは建物のの形が五角形(ペンタゴン)だからな』





ジ「Yes！他にもありますよー？白い家のホワイトハウスは大統領官邸…楕円形の事務室のオーバルオフィスは大統領執務室…そして事務局のビュロウはただそれだけでー……FBI…アメリカ合衆国連邦捜査局の事でーす！」





『……………』





だから、俺を見ながら言うんじゃねぇって…。ジョディがペラペラと喋るからコナン若干引いてんじゃねーか





コ「そ、それよりダチョウってどういう意味なの？」



ジ「Oh！クールキッドの事ですよ！隠れていたのに鑑識サンに見つかってしまーいました！アメリカではそう言うドジな人ダチョウみたいといいまーす！日本でも同じことわざありますね！」





『"頭隠して尻隠さず"、だな』




コ「！！！」





その言葉にハッとしたコナンはまた鑑識に駆け寄り証拠の封筒を奪い取る






『……いいのか？あんな子供に手貸して』



ジ「彼はただの子供じゃないわ。相当頭のキレる賢い子よ」



『だからってそこまで肩入れする？』



ジ「……きっと彼は私達にも必要な人材。Aも一緒に居たらすぐ分かると思うわ」




『ふぅん』






ジョディがそこまで言うという事はかなりIQの高い子供なんだろう。コナンを見るジョディの顔はすげーいい顔で俺も自然と口角があがる。鑑識につまみ出されたコナンもまたいい顔をしていて、きっと犯人がわかったんだろう。






『(はは、おもしれーこの子)』

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