【名探偵コナン】元FBI捜査官、日本に帰るってさ【男主】

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元「でも、スゲーなお前ら…」


光「あのレシート見てきてくれたんですよね？」




『あー…あれね…』




安「実はレシート、風に飛ばされちゃったんだよ。ここを通りかかったのはたまたまさ」




元「なんだ〜」

歩「じゃあ博士ん家でケーキたべる？」


コ「え゛っ？！」





『博士ってソレ作ってる人？』



歩「そうだよー！博士すっごいのいっぱい作るんだよ！！」



安「へぇーここが噂の阿笠博士の…でも、今日は遠慮しておくよ。用もあるし…じゃあAさん、行きますよ」




『え？あー、うん。じゃあなお前ら。……あと、光彦くんとそこの女の子は一応病院行っときなよ』






光「え？あ、はい！！ありがとうございました！」







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安「Aさんって、無職って言ってましたけど…何かお仕事されてたことあるんですか？」



『ないよ』




とりあえず安室さんの車に乗ってみたんだけど、これ、どこに向かって走ってるんだ？俺は行き先伝えてないし、ナビも設定されていない。





安「そうですか…。先ほどの、見事なパンチでしたので…それにレシートを少し見ただけでCorpseを読み取るなんて凄い洞察力の持ち主だなぁって思ったんです」




『俺はどこにでもいる一般人ですよー……。それを言うなら、安室さんも本当に探偵助手なの？こんな高い車買えるんなら夢あっていいっすね探偵も』




安「あはは…実は学生の頃からコツコツ貯めて買った車なんですよ。探偵は依頼内容によって金額バラバラなんで安定するのは中々難しいですよ」



『へぇー……ところで、これどこ向かってんの？』




安「折角ですし、少しドライブしながら夕飯でもどうですか？いいお店知ってるんですよ、僕」




『えぇー……』






一言で言うと面倒臭い、だ。さっきから腹の探り合いみたいな会話しかしてないのにドライブ？夕飯？そんなん行っても疲れんの目に見えてるし……。俺はＦＢＩで探り屋みたいな立ち位置だからよく潜入とかもしてた。だから自分が捜査官だってバレちゃいけないから基本的に職業は秘密にしてるから色々聞かれんのも嫌だ。






安｢ダメ、ですか…？｣




『…俺にだって予定くらいーーーーｸﾞｩｩーーー…っ、』




安｢……お腹は正直ですね…何がいいですか？お肉か魚か｣





『………肉で』





安｢あはは、了解しました！｣







こんな時に腹が鳴るなんて……シンプルに恥ずかしいんだけど…

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