【名探偵コナン】任務完了できません！４【警察学校組】

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「病める時も健やかなる時も、


悲しみの時も喜びの時も、


貧しい時も富める時も、



これを愛し、これを助け、これを慰め、



これを敬い、その命のある限り



心を尽くすことを誓いますか？」








真っ白なウエディングドレス、綺麗に施された髪やメイク。「はい、誓います」と力強く答えたその顔はとても幸せそう















『ナタリー！！！！班長ー！！！！おめでとう！！！』




晴天の中、腕を組み歩く二人にフラワーシャワーを振りかける。ナタリー超綺麗なんだけど…！！モデルか？モデルなのか？！くっそ班長ニヤケやがって羨ましい！！






萩「あはは、Aちゃん顔緩みすぎ〜！」


『だって超可愛い！！なにあれ天使か？！』


降「本当にお似合いだよなぁ…」


松「ったく班長のやつデレデレじゃねぇか」


諸「素敵な結婚式だね！あ、そろそろ移動だよ」


『ブーケトスだね！！』






式場の外の広場に移動し結婚式お馴染みのブーケトス。わたしはこういう場で前に出てはしゃぐのは苦手だから…と輪に入らず同期四人と端に並ぶ。ナタリーはみんなに背を向けて「いくよー？」と声をかける。誰がキャッチ出来るのかなぁ〜なんて呑気に見ていると振り返ったナタリーと目が合い彼女はニヤリと笑った






『え…？』





そのままナタリーはわたしの方へ歩き出す。待て…待て待て！！流石に分かるぞこの流れ…ッ！！





ナ「Aちゃん」



『は、はい！！』




わたしの目の前に立ったナタリーに少し緊張する






ナ「航を…同期の皆さんを助けてくれてありがとう」



『…』




班長と周りのみんなを見ると皆優しく微笑む





ナ「これは私達からのほんの気持ちよ！受け取ってくれるかなぁ…？」





照れながら笑うナタリーにブーケを差し出されもうわたしの涙腺は大崩壊している




ナ「Aちゃんには、めいいっぱい幸せになって欲しい！そんな願いを込めました…！」




『うん゛ッ、あり、ありがとぉ〜〜ッ！！』






ブーケを受け取りナタリーに抱きつくと拍手が湧き上がる。嬉しい……きっとこれはわたし以外みんな知ってたサプライズなんだろうな。ナタリーからの気持ちも、皆からの気持ちも本当に嬉しかった







伊「本当にお前には感謝しきれないよ。ありがとうな！！じゃ、みんなこの後は披露宴ヨロシクな！」




『うんっ！！！』

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