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萩原side
萩「(あー、無理。無理だコレ…)」
あっさりと一緒に寝ることを許可してくれたAちゃんは今、俺の腕枕でぐっすりだ。なんでこうなったかって?……俺が一番聞きたい
ベットに入ってすぐに眠ったAちゃん。あんまり表情に出さないけど凄く疲れてるんだと思う…。すやすや寝るAちゃんを見ていると次第に瞼が閉じてきて俺もウトウトしてきた頃、動いたAちゃんは『ん〜…』と俺の腕を伸ばし頭を乗せてきた。次第には俺に向き合い体を密着させてくるモンだから、俺の睡魔はどこかへ行ってしまった。
『…、』
萩「だいじょーぶ、ずっといるよ」
寝るポジションが定まんないのか、もぞもぞ動くAちゃんにそう言って背中をトントンすると『ん、』と可愛い声を上げながらまた眠ったようだ
萩「…無防備すぎ」
このまま起きててもよからぬことを考えてしまうから無理やりでも寝よう、とAちゃんの体をぎゅうと抱きしめ目を瞑った。
ーーーーーー
カラン、コロン
安「いらっしゃいませ!……え、」
『こんにちは、安室さん』
萩「こんちは〜、安室さん」
なんだかんだ9時頃まで爆睡してしまったわたし達。起きて萩原に抱きしめられていたのはびっくりしたけれど、安眠できたのは萩原のおかげなんだと思う。それからゆっくり準備して10時過ぎ、ポアロのドアを開けると驚く降谷の顔はなんか面白かった。
安「珍しいですね、お二人で来るのは」
萩「絶賛護衛中なんで!」
安「へぇ…そうでしたか。ご注文は?」
安室さんに注文を伝え待つこと数分。いつも通り美味しそうな料理が運ばれてきてソレを堪能する。
安「…今日は誰の番だ」
こっそりと近づいてきた安室さんは降谷の顔になっていて、小さな声でそう呟く。
萩「俺この後仕事だから、今日は諸伏ちゃん家だよ」
安「そうか……A、今日俺でもいいか?」
『え、別にいいけど今日休みなの?』
安「あぁ、組織の集まりがあったんだけど予定変更になったみたいでな…ヒロには僕から連絡しておくよ」
『ん、わかった』
萩「じゃあ俺ここから直で仕事行っても平気か?」
安「待っててくれるか?A」
『ここに居ていいなら待つよ』
安「じゃ、そういう事で」
そうして今日は降谷に護衛をしてもらう事になった。萩原は出勤時間になり『ありがとう』と伝え別れることになった。
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あすっち - めちゃくちゃ面白くて何回も見てます、、、、、////////これからも頑張ってください! (2023年1月16日 0時) (レス) @page38 id: c04e4a05ef (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - 明里香さん» 明里香様♡本当に毎度すみません…!訂正しました!ありがとうございます^^ (2022年10月13日 10時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - miさん» mi様♡コメントありがとうございます!どうにか完結することができました♡読んでいただき本当に嬉しいです。まだまだ頑張りますので応援お願いします^^♪ (2022年10月13日 10時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 124話の降谷side、名前変換出来ていない箇所があります。 (2022年10月11日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - 完結おめでとうございます!いつも楽しく読ませて頂いてました!これからも頑張ってください!! (2022年10月9日 15時) (レス) @page33 id: 860db93b15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:(・(ェ)・)くま | 作成日時:2022年9月22日 15時