【名探偵コナン】任務完了できません！４【警察学校組】

１１２ ページ2

ー




萩「Aちゃんおはよー！昨日は大丈夫だった？！じんぺーちゃんになんかされなかった？！」



『なにそれ、なんもないよ…』




署に着いて早々萩原に捕まったが別に何もない。ーーーーただ、朝起きたら松田はもう起きていて…コーヒー飲みながらイライラしている様子だった。訳を聞いても「別に…」しか言わなくてわけわからん







『あ、萩原。わたし今日張り込みあるから何時になるかわかんないんだけど…』




萩「わかった！何時になっても全然大丈夫だから連絡してね♪」




『ありがと…』





今日は萩原が護衛してくれるみたいで、わたしがそう言うと嫌がる素振りもせず微笑んでくれた。





ーーーー




『ごめん、遅くなった』


萩「ぜーんぜん問題ないよ！お疲れ様」




時刻はもうすぐ２３時。それまで待たせてしまったと思うと心苦しい…





萩「Aちゃん明日休みだっけ？」



『うん、そうだよ』



萩「俺明日遅番だから、朝は降谷んとこのモーニングでも行こっか？」





帰り道にコンビニでお弁当を買って、二人で並んで歩いていると萩原はそう言った。え、待ってもしかして……萩原の荷物を見る感じ、やっぱり




『もしかして泊まる、の…？』



萩「え！そのつもりだったけどダメだった？！」



『いや、別にダメとかはないんだけどさ…そこまで付き合わせてしまって申し訳ないというか』



萩「あのねー、いつ命を狙われてもおかしくない状態の仲間を一人にするわけないでしょ？Aちゃんは自分の時間、無くなっちゃうけど…それでも俺達は守りたいんだよ。だからAちゃんが気負う必要はない。」



『……うん』



萩「わかってくれたなら良し！俺はAちゃんと一緒にいれる時間が増えてラッキーだと思ってるしね♪」




相変わらずキャラブレしない萩原に助けられ、そこまで言ってくれるんなら甘えようと思った。







『あっ、そうだ…うちお客さん用の布団ないんだった』




お弁当を食べ終え、シャワーを浴びた後に気付く




萩「一緒に寝ればよくない？」




平然と、当たり前のように言う萩原。松田もだけど、コイツら常識ってもんがないのか？男女が一緒のベットって、どうなの？？？？って思ったけど…ただの同期。仲間だから、なんとも思わないし思われてないのだろうと解釈した。





『………ま、いっか』



萩「(え？！いいの？！)」

１１３→←１１１

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す