もしものはなし (ページ29)

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こわい幼馴染ページ29

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(小島)

小島「ていうことがあってさ、」

昨日あった正門浮気疑惑事件の話をメンバーにした。
ほんままっさんなんでAに言わんかってん。

末澤「めっちゃしつこい女の子やったんやな。」

小島「まあたしかにまっさん大変そうやったわ。」

リチャ「あわよくば二人の仲引き裂こうって考えやったんちゃう？」

福本「こわ！」

佐野「女の子って怖いですね。」

たしかにまっさんから話聞いてる感じとか、その子の雰囲気とかやっぱり悪知恵働きそうな感じやった。正直。

リチャ「てか、その後二人っきりになってるやん。笑
どうしたん？笑」

そう、まっさんがAを追いかけた後その子と二人っきりになった。
俺もそのまま立ち去ろうと思ったで？思ってんけど...

小島「思ったよりその子の態度が悪くて、ブチ切れました。」

末澤「え、まじで？？」

佐野「小島くんキレることあるんですか？笑」

小島「いや、こんなキレたん人生で初めてかもしれん。」

思い出すだけでもイラついてくる。

リチャ「なにがあったん？」

小島「二人が去った後、ため息ついて一言言ったんです。
“あーあ、チョロそうやったのに”って。」

末澤「それって正門がってことやんな？」

小島「そうです。」

佐野「やっぱ女の子って怖い...」

小島「まあ、その後聞いたら好きなのはほんまに好きやったみたいです。まっさんのこと。」

リチャ「あー、ただ簡単に自分に落ちるって思ってたってことや。」

小島「そうっす。」

ほんままっさんとAをナメんといて欲しい。

福本「ちなみに2人はちゃんと仲直りしたんやんな？笑」

小島「あー、あの後ちゃんと連絡来て仲直りしたらしい。
でもAが結構怒ったみたいで。」

末澤「そりゃ、あいつ黙ってんのとか嫌いやからな。」

正門「おはよう。」

扉が開くとまっさん。
悪いな、みんなに話したで。

末澤「おい、正門。ちょっと話そか。」

正門「え、はい。」

そこから誠也くんの説教が始まったし、まあ覚悟はしてたのかちゃんと話を聞いていたまっさん。
誠也くんみたいな幼馴染いる彼女と付き合うの大変やなぁ。

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