もしものはなし (ページ11)

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なんてことないはなしページ11

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佐野「小島くんとAちゃんって、生まれた頃から仲良いんでしたっけ？」

小島「ちっちっちっ、違うな。
正式には生まれる前からの仲やねん。」

末澤「まあまあうざいな。笑」

正門「その頑なに生まれる前から一緒っていうのなんなん？笑」

リチャ「それお母さん一緒ってことになるから。笑」

『だって病院も一緒やし、病室も隣同士やで？
そんなん生まれる前から一緒って言っても過言じゃない。』

小島「ほんまそうやねん。
保育園から大学までずっと一緒やし。
高校までクラスも1回も離れたことないねんで？」

福本「高1の頃、付き合ってる疑惑あったよな。笑」

末澤「うわ、あった！」

正門「しかも俺と付き合い始めたときちゃうん！？」

リチャ「なつかしー、笑」

佐野「なんで正門くんと付き合い始めて、小島くんと付き合ってることになるんすか？笑」

小島「なんでなん？俺よー知らん。」

末澤「お前が面白がって匂わせたからやろ。笑」

小島「あー、そんなこともあったっけ。笑」

正門「おい、こっちはそれで迷惑しとんねん。笑」

『そうだそうだ！それで健と付き合ってる疑惑流されるこっちの身にもなれ！』

小島「お前ディスってる？笑」

末澤「でも今になってから言うけどさ、俺中学くらいまで二人付き合うと思っててん。
時間の問題やと思ってた。」

小島「まあ、俺もそうかなぁって思った時期もあるで？」

正門「あ？？？」

リチャ「顔怖すぎ。笑」

『え、こわ。わたしのこと狙ってる時期あったん？』

小島「狙ってへんわ。笑
なんとなくこのまま二人とも相手出来んかったら、二人でずっとおんのかなぁ、って思ってただけ。」

『あ、わたしはすえくんに養ってもらおうと思ってた。』

末澤「おい、なんでそこで俺が出てくんねん。」

佐野「大丈夫、誠也くんにみんな養ってもらうから。」

末澤「おい！なんでそうなってんねん！」

福本「誠也くんがマンション買ってくれたらいいやん。
そしたら俺らそこで住むから。笑」

『わたし、一戸建てがいいからその隣に建てて。』

リチャ「俺らは家賃タダにしろよ。」

末澤「うん、だからなんで俺がマンション買うことになってんの？」

小島「じゃあ誠也くんおるからとりあえず家は安泰やわ。」

正門「なんかええなぁ。
何年立っても七人でおるんやろうな。」

福本「エモ。」

『何年立っても七人でおりたいな。』

小島「なんか恥ずい！やめて！笑」

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