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姉妹の仲直り ページ32

2人は互いに

沈黙を破れず

にいた。

そんな時は里にある温泉に入ろうと

2人は助言を貰っていたために、「「ねえ…あ、

ごめんなさい。」」とこのやり取りが何回も続く。

いい加減過去のことは早く水に流したいA

と真白、両者共々目すらも合わせられない状況。

Aは我慢が出来ずに立ち上がり

「少し外散策するね。」

とだけ言って出て行ってしまう。

本当は部屋のすぐそこで蹲り、真白との距離を

縮める策を練っているだけなのに。

真白は涼しい顔で茶を飲んでいるが、

よく見ると身体がカタカタ震え、Aの仲は

一生修復できないと悟りを開きかけている。

もうどうにか第三者が仲介してくれ。

Aは意を決して部屋に戻り、真白に言う。

「ね、姉さん!」

声が裏返り、変な声が出た。

「は、はい。なんでしょうか?」

真白は何故か敬語だ。

「あ、あの…里には温泉があるといいます。

その……宜しければ「もちろんお願いするわ。」

真白は即答した後、恥ずかしくなり「あ、これは

ね…そのー。」とモジモジしている。

Aは目を見開いたあと、「じゃあ、替えの服

用意しますね…!」と赤面しながらせっせ風呂の

用意をする。

その様子を使い魔を通してこっそり見ていた

紅葉と楓はお互いガッツポーズをしていた。

揺りかごの時間は終わり→←刀の里



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かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月6日 10時) (レス) id: 3bbaf93e64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:卯月 | 作成日時:2019年5月6日 10時

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