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「…って！
半妖のお前も！
その蛆虫を見るような顔を
やめろ！！軽蔑が混じってるだろそれ！」
「なら何故柱の貴方が人さらいをしているのか
わかりやすく簡単に50文字以内で述べてください」
「その顔のまま問題形式みたいに聞くな！
俺は任務で女の隊員がいるからコイツらを連れて
行くんだよ！継子じゃねえ奴らは胡蝶の許可を
取る必要もない！！」
「62文字なのでダメです。」
「うるせー！！なんなんだお前！」
「あとなほちゃんは隊員じゃないです。
隊服着てないでしょう？」
「じゃあいらね。」
意図も簡単に人を高いところから落とせるなと
Aは思いながら炭治郎はなほちゃんを受け止める
「なんてことするんだ人でなし！！」
「わーん、落とされましたぁ…。」
なほちゃんもう泣きじゃくっている。
「とりあえずコイツは任務に連れて行く。
役に立ちそうもねぇがこんなのでも一応隊員だ
しな。」
「人には人の事情があるんだから無神経に色々
つつき回さないでいただきたいですね。」
「アオイさんを返せ！」
宇髄はそれを聞いて達観しながらこう言った。
「ぬるい、ぬるいねぇ。このようなザマで地味に
ぐだぐだしてるから鬼殺隊は弱くなってゆくんだ
ろうな。」
「…なら、1つ提案があります。」
「ん？なんだ半妖。」
Aは炭治郎と目配せをして宇髄を見上げると
こう言った。
「その任務、私達がアオイさんの代わりに行く
のはどうですか？」
次の瞬間、宇髄の両端には善逸と伊之助がいた。
「今帰ったところだが俺の力は有り余ってる。
行ってもいいぜ！」
「アアアアアアアオイちゃんを離して貰おうか
たとえアンタが筋肉の化け物でも俺は一歩もひひ
ひひひ引かないぜ。」
善逸はめっさビビっているのがバレバレだ。
宇髄から本能的に生物が嫌う殺気に似たものが
感じられる。
数秒の沈黙
そして宇髄は言った。
「あっそぉ、じゃあ一緒に来て頂こうかね。」
(やけにあっさり引き下がるのね。)
「ただし絶対俺に逆らうなよお前ら。」
「きゃあ！？」
アオイの尻を叩いて宇髄はそう言った。
屋敷から出るとAは宇髄に尋ねた。
「任務遂行場所はどこですか？」
「日本一、色と欲に塗れたド派手な場所」
振り返り、宇髄は妖しく笑い言った。
「鬼の住む遊郭だよ。」
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かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月6日 10時) (
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作者名：卯月 | 作成日時：2019年5月6日 10時
