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真夜中の吉原を

かけていると

Aはある人物と

対峙した。

「4ヶ月ぶりね、A。」

「姉さん…。」

「単刀直入に言うわ。月光院は鬼舞辻無惨につい

た。あなたも来ない?」

「これで勧誘は2回目ですよ…!」

Aは言葉を発すると同時に刀を抜き

真白の首を狙う。

しかしそれは首に届く前に真白の人差し指と親指

で掴まれてしまう。

「なんていう筋力ですか姉さん。」

「ふふ、あなたに選択権はないのよ。

私達が鬼舞辻無惨に産屋敷邸の場所を教えるのが

怖いのね。あぁ、あなたがこちらに来てくれたら

それで解決なんだけどね。」

「嘘ですね。」

「なぜそう思うの?」

「月光院が鬼舞辻無惨と手を組んだのは今に始ま

った事じゃないからです。父の信彦が無惨と協定

を結んで共同で鬼の研究をしていた。

なら、なぜ月光院は無惨に産屋敷邸の情報を

教えないのか。簡単です。

鈴鹿は無惨のみならず、産屋敷の特異体質にも

目をつけてそれを研究したがっている。

うちの家は探究心の塊でしたから、

産屋敷と無惨が潰しあって弱ったら両方捕獲する

漁夫の利とはこのことです。」

真白はそれを聞いて微笑むだけ。

「それで、ここまで推測ですが答えをどうぞ

姉さん。」

「特に間違ったことは言ってないわ。

お父様が無惨と協力してたこと、月光院は人と鬼

などどうでもいい。全部知ってる。その上で

あなたはまだ人を守りたいと?

……A、死んだ人の言葉を継いでもその人は

何も言ってくれないし何も変わらない無意味な

行為よ。自己満足よ。」

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かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月6日 10時) (レス) id: 3bbaf93e64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:卯月 | 作成日時:2019年5月6日 10時

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