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音柱 ページ2

真白がAの

元を訪れてから

しばらく経った。

Aの傷は既に癒えており、しのぶの元へ定期的に

治療を受けながら鍛錬をしている。

まだ完全復帰とまではいかないが月の呼吸と

血鬼術を扱う感覚を取り戻していた。

炭治郎たちも鍛錬をしながらそれぞれの任務に

戻って行った。

そんなある日にその男は胡蝶邸に訪れた。

ちょうど炭治郎とAは胡蝶屋敷に戻る途中、

お互い単独任務帰りだった。

「あっ、お疲れ様です!」

「お疲れ様。」

他愛もない会話をしていると胡蝶屋敷から

悲鳴が聞こえた。

驚いて2人が駆けつけてみると大柄な男がアオイと

なほちゃんを担いでどこかに連れ出そうとしている

カナヲは担がれているアオイとなほちゃんの手を

掴み離さない。きよちゃんもすみちゃんもそれに

反応して男にしがみついていた。

「女の子に何をしてるんだ!手を離せ!!」

「…群がられているのか捕まっているのかよく

分からない状況ね、これ。」

炭治郎もそれを聞いて少し考えて動きが止まる。

「人さらいです〜っ!助けてくださぁい!」

きよちゃんが泣きながらそう言うとAは

躊躇いなく呼吸を使う。

「この馬鹿ガキ…」

次の瞬間、月の呼吸を使ったがAは2人を

取り戻すのに失敗した。

(速い…!?)

炭治郎も頭突きを食らわそうとするが避けられて

しまう。

男は門の屋根に飛び乗っていた。

Aは男を見上げながらこう言った。

「なぜ柱なる貴方が人さらいなど?

音柱 宇髄天元さん。」

「様をつけろ様を。お前、よく見たら半妖のやつ

だな。そこのガキも含めててめぇらは愚か者だな

あんなクソみたいな攻撃喰らうと思うか。」

「アオイさん達を離せ、この人さらいめ!!」

「そーよそーよ!」

「一体どういうつもりだ!」

「変態!変態!」

炭治郎たちはそう言って宇髄に叫んだ。

カナヲも遠慮しながら炭治郎たちに賛同するように

手を挙げて講義するような姿勢を取っている。

「てめーらコラ!誰に口利いてんだコラ!!

俺は上官!柱だぞこの野郎!!」

「お前を柱とは認めない!」

炭治郎はそう言って「むん!」とよく分からない

言葉を発した。

(むん!ってなんだ…?)

Aは少し困惑する。

「むんじゃねーよ!お前が認めないから何なん

だよ!?」

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かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月6日 10時) (レス) id: 3bbaf93e64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:卯月 | 作成日時:2019年5月6日 10時

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