時176 ページ36
黄「うん！ボールを、
奪われないように動くの！
それで〜皆が1つになって、
守ったり攻めたりするやんね！」
ジ「皆が1つに……
どうすれば、皆が1つになれるんですか？」
黄「そうやんね…色々あるけど、
まずはパスの交換かな？」
ジ「パス？」
ジャンヌさんは首をかしげる。
A「黄名子ちゃん！
いきなりそんなこと言われてもわからないって‼
えっと…パスと言うのはさっき見せたやつで、
相手の足元にボールを蹴るんです！やってみませんか？」
ジ「は、はい！」
私達は3角形になるように立ち、ゆっくりパスを始めた。
A「そうそう！そんな感じです！」
黄「もう一度いくね！」
ジャンヌさんはおどおどしながら、ボールを蹴り返す。
黄「やったやんね！」
ジ「できた…できました…！」
A「じゃあ今度は、少し強めにいきますね！
それっ！」
パスをするたびに、
ジャンヌさんの表情は和らいでいった。
ジ「あっ！」
ボールが霧野先輩のほうへ飛んでいってしまった。
ジャンヌさんは慌ててボールを取りに行く。
ジ「ごめんなさい！」
霧「はい。」
ジ「あ、ありがとう…」
ジャンヌさんは霧野先輩からボールを受け取った。
霧「どう？サッカー、面白い？」
ジ「え？あ…面白いです！なぜか、
相手の気持ちが伝わってくるような気がします…！
ボールには心を繋ぐ見えない糸が、
繋がっているのかもしれませんね…！」
ジャンヌさんはボールを持って、こちらに戻ってきた。
ジ「これがサッカーなんですね…！」
ジャンヌさんは入口で見張っている兵に言った。
ジ「もう見張る必要はありません。
この人達を自由にしてください！」
「え？良いのか？」
ジ「はい。
私が思うにですね、敵のスパイではありません。」
「何故だ！どうして断言できる！？」
やはりまだ兵の人達は私達を疑っているらしい。
ジ「ここへ来る途中見たんです！
空に不思議な光が輝くのを…！
そしてこの人達が現れた…
もしかするとこれは神が使わらせた、
救いの手なのかも知れませんし…！
それが神のご意志なら、
彼らは私と一緒に行く運命のはず…！」
……え？私達が救いの手…？
…空の不思議な光ってもしかして、
TMキャラバンの光だったんじゃ……(汗
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kagura - 黒メイドさん» 分かりました！ありがとうございます！やってみます！ (2016年9月27日 6時) (
レス) id: c9015eef8b (このIDを非表示/違反報告)
黒メイド(プロフ) - kaguraさん» そうですね…わたしもよくわからないんですが、画像のURLを乗せていただければ見れると思います！ (2016年9月24日 19時) (レス) id: 318ba380fe (このIDを非表示/違反報告)
みう - 初めて読んだんですけどもの凄く面白いです！！これからも更新頑張ってください！(о´∀`о) (2016年9月24日 15時) (レス) id: 1c74598a98 (このIDを非表示/違反報告)
kagura - 黒メイドさん» イメ画書けたんですが、どうしたら載せれるんでしょう((殴 (2016年9月24日 6時) (レス) id: c9015eef8b (このIDを非表示/違反報告)
黒メイド(プロフ) - kaguraさん» いいんですか！？ぜひよろしくお願いします！ (2016年9月20日 19時) (レス) id: 318ba380fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒メイド | 作成日時：2016年9月7日 23時
