生き残れ Ⅲ【イナGO&バイオハザード】 (ページ7)

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【093】ページ7

天馬side

Aは泣きながら外へ、剣城はAを追いかけて外へ飛び出ていった。

輝「剣城くん‼‼Aちゃん‼‼‼‼」

天「外には【やつら】が………‼‼‼‼」

どうしよう………！！？

霧「南沢先輩………
何であんなことを言ったんですか！！？」

霧野先輩が怒鳴った。

南「………あれが真実だからだ………」

霧「例えそうでも………‼
今言ったらどうなるかわかっていたでしょう！！？

Aの精神は、もう限界に近い………
そんなAにあんなことを言ったら………‼」

Aの精神は限界に近い………

実は、それは俺にもわかっていた。

でもAは俺達に心配させまいと、
作り笑いをして、たえていた………

これは、きっと南沢先輩にもわかっていたはず……

南「………俺だって言いたくなかった…っ‼」

全「「「っっ！！？」」」

その場にいた全員が驚いた。

何故なら…………

あの南沢先輩が唇を噛み締めて、

泣いていたから………

天「南沢先輩………？」

南「………これが一番良かったんだ………
Aの精神は限界に近い………
そんなの、俺が一番よく知っている………‼‼

だからこそ………言わなくちゃならなかったんだ………」

南沢先輩の声は、震えていた。

俺はゆっくり、南沢先輩に近づいた。

天「南沢先輩………
言わなければならなかった訳、
話してくれませんか………………？」