【092】 ページ6
剣城side
俺は外に飛び出た。
………？【やつら】が………いない………？
A「………もうやだ………なんで………？
なんでこうなっちゃったんだろう……………？」
Aはすぐそこにうずくまっていた。
俺は話しかけようと近づいた時………
A「ﾎﾞｿｯ………皆いなくなればいいのにな………」
剣「っっ！？Aっっ！！？」
A「っ！？…京介………」
Aは一瞬驚いた顔をしたが、すぐに暗い顔に戻った。
A「………何しにきたの………？」
剣「A、外は危ない、とにかく中に……」
A「………私ってさ、本当に捨て子なのかな？」
剣「A………？」
A「お兄ちゃんのあんな真剣な目、始めてみたんだ…
とても嘘をついている様に見えないの…
それに、【こんな時だから言っている】………
それって、私が邪魔ってことなのかな………？
未来予知ができるようになったり………
いきなり泣き出すことが多かったから………
私、『邪魔』なのかな………？
もう………『必要』とされてないのかな………？
もう………『妹』としても見てもらえないのかな………？」
段々とAの声は震えていき、
Aの瞳からは、大粒の涙がこぼれた。
こんな時、何て言えばいいんだ………？
俺は目の前にいる大切な人の、
こぼれていく涙を見つめていた。
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黒崎茉莉那(プロフ) - 黒メイドさん» 更新楽しみにしてます！ (2019年7月27日 13時) (
レス) id: f928d0b9c7 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く再新待ってます！ (2018年1月2日 22時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
Tey - 面白いですね！ (2016年10月26日 12時) (レス) id: 73fe050e5b (このIDを非表示/違反報告)
?pesu?(プロフ) - めっちゃめちゃ面白かった!! 続きが気になる！ (2016年5月7日 15時) (レス) id: 2cd7fd1e6b (このIDを非表示/違反報告)
ぴよにゃん - がーんばーって！ (2016年5月4日 4時) (レス) id: 14134d9d4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒メイド | 作成日時：2016年4月10日 21時
