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またや、、、
またアイツが、イキっとる。
井上「せやろぉ！？」
あいつの名前は井上裕介。賢いし、別に悪いやつやないんやけど、
うざい。
きもい。
ナルシスト。
イキリ。
いっつもイキっとんねん。
それと比べて俺はいつも一人。
井上「明！」
できれば話掛けられたくない。
石田「何や、」
井上「お前、いつも一人やんな」
石田「それがどしたんや」
井上「いや、寂しそうやってん」
無駄な気遣いが多すぎる。
無駄な優しさが多すぎる。
石田「おん、」
俺はとりあえず、そう返事をした。
井上「友達作ろうとか思わへんの？」
石田「お前俺の性格知っとるやろ」
俺は極度の人見知り。いわゆる、『対人恐怖症』だ。
井上「そうかぁ、」
なんやこいつ、話すだけ話しといて。
俺の家は貧乏だ。
とてつもなく、自慢できるくらい。
小学校の時はリコーダーも買ってもらえへんかった。
そこらへんの部品をかき集めて作ったリコーダー。
みんなからは、
『三色リコーダー』と言われ、いじめられていた。
俺は内気な性格でもあり、いつも一人やった。
でも井上だけは何か違った。
なんでやろ
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作者名：A(・∀・´) | 作成日時：2020年3月14日 15時
