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マイキーくんで影になっていた目元がぱっと眩しくなって、




「わり〜、からかった」



私の上からどいたマイキーくんがいつもの少しだけ幼い顔で笑うけど、さっきの言葉、行動。全部本気だったのは充分わかってた。



結局、これがマイキーくんの優しさなのかもしれない






マイキーくんに起こされて、 「酔い回ってきたね」と横に置いてあった飲んでた水を渡される

思えば2人ともだいぶアルコールくさい



廊下から話し声が聞こえ始めて、みんなが戻ってきたと分かるとマイキーくんは空になったいくつかの缶を手にじゃあなー、と少しだるそうに部屋を出ていった















龍宮寺さんと2日目から参加したエマちゃんにも、昨日のことは相談できずにマイキーくんの言葉が頭の中をぐるぐると回っていた



意図してこの関係になったわけじゃない
それはきっとマイキーくんも同じで、


ならどこからやり直せばこうならなかったのか
どうしたらもっとマイキーくんを大切にできたのか、



どこかで気付いながら、それから目を逸らしていた自分も否めなくて、


心底。自分が嫌になる









マイキーくんのインスタを覗くと、三ツ谷くんの投稿が消えていて

これもなにか関係あるのかな、とやや自意識過剰なことを思ってしまう










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作者名:Anju | 作成日時:2022年8月13日 17時

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