アイツの彼女 《torn》

不安 ページ5

亮サイド

本間は不安になる。

A 「たっちょんが頑固すぎんねん。絶対ショートケーキやって！」

忠 「いや、Aの頭おかしいんちゃう？絶対チーズやて！」

元々2人は生まれる前からお隣さんやったんやて。

引っ越しも同じタイミング。俺は小学3年生のときに引っ越してきた。

2人は一緒におる時間が断然長い。

いくら彼女やっても彼女は辞めれる。でも、幼馴染みは辞められへん。

忠 「ｱｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯ(笑)あ、今日もおばさんのご飯食べさせてもらうわ＾＾」

A 「今日は宿題が多いんですけど............。」

おばさんのご飯、俺やって食べたい。

忠 「でも、亮ちゃんのおばさんの特性ケーキがめっちゃうまいよな！」

A 「本間や！あー、最近会ってへんわ。」

亮 「え？オカンのケーキ？ぁ、あのフルーツケーキ？」

A 「たっちょんゴメン！今日は食べれんわ。本間ゴメン！」

忠 「 えー！マジで？じゃあ分かったわ......。」

A 「よしっ、亮くん行くぜ！」

亮 「は？」

忠 「え？」

Aに引っ張られた。腕やったけど途中で手を恋人繋ぎに変えた。

亮 「ちょ、A！？何があった？」

A 「寂しかったんやろ？今日は亮ママのケーキ食べるわ♪あーんしてあげる(笑)」

...............嬉しいです。こういうときのA、大好き。←

乙女、忠義のお悩み相談。→←謎の争い

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す