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S side
はぁ〜、やっと落ち着いてきた。
心配してた吐き気も次の日には治まったりしたけど、
2日間マジ苦しかった！！
皆んなからもメールを貰った。
俺は返す元気もなく、"ありがとう" と
"ごめん" とだけ。
流石にLINEは無理と感じたらしい。
マネージャーがいつ来ても良いように、
トイレとか行く際は除菌ティッシュを持って、
直に触れぬよう配慮した。
そこからも、うつるかもしれないしね。
自分の部屋もオイルヒーターと加湿器を置いて対処した。
少しでも菌がなくなってくれたらと。
それにしても、体調が良くなってきたのか、お腹がすいてきた。
何かあるかな〜っと台所へ向かうと、
そこには松潤の姿が。
(S)「えっ？はっ？」
(M)「翔くん、おはよ。お腹すいてるかな〜って思ってお粥作ったよ。食べれる？」
(S)「松潤・・・。」
俺は久しぶりに会ってホッとしたのか、
感動して涙がポロポロ流れた。
(M)「えっ？！翔くん具合悪い？！」
と焦って近くに来てくれる。
(S)「ううん、いる事が嬉しくて。本当辛かったから。」
(M)「良かった。元気そうで。」
(S)「ふふっ、ありがとう。でも大丈夫なの？家に来ちゃって。」
俺が心配して聞くと
(M)「翔くんが発症した時点で許可もらってるから、安心して？
もしかしたら・・・。」
"ピンポーン"
(M)「やっぱし(笑)そうはいかないよな〜。」
残念がる松潤に
俺の頭は "？" がいっぱいに。
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作者名：ともちん | 作成日時：2017年2月16日 20時
