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M side
翔くんのマネージャーからの言葉に "カッ" となり
(M)「どういう事だよ？！」
と睨み付けるように言った。
それでもマネージャーは、ひるまず
(マネ)「痛みや苦しみに必死で耐えている櫻井さんに対し、
何が出来るんですか？」
(M)「世話するに決まってんだろ！？ふざけんな！！」
俺はとうとうキレてしまった。
(マネ)「・・・食べる事も飲む事も出来ない状態なのに？
逆に押し掛けて "お世話しなきゃ" っていう使命感にかられ、
あれこれされた方が、弱っている人からすれば
"ほっといて欲しい" "そっとしといて欲しい"
ってなりませんか？」
(A)「・・・そんな事！」
(マネ)「それに、1番櫻井さんを苦しめるのは
メンバー皆さんにうつす事です。
反対にうつっても構わないと思ってるかもしれませんが、
それって自己満足なだけで、実は櫻井さんを傷つけるだけ、
苦しめるだけって配慮すべきです。」
(AMNO)「・・・。」
(マネ)「酷なことを言ってますが、私は櫻井さん同様、
あなた方も守らなければなりません。
今回、櫻井さんが感染したのは私が至らなかったからです。
ご迷惑お掛けして申し訳ありません。」
そう言って、頭を深々下げてきた。
マネージャーの誠意がヒシヒシと伝わり、
(M)「いや、マネージャーのせいではないよ。
人一倍気を付けてた翔くんがなったんだ。
誰がなってもおかしくないよ。」
(A)「困らせてごめんね。翔ちゃん頑張って戦ってんだから、俺も我慢する！」
(O)「翔ちゃんのお見舞い、いつからだったらいいの？」
(マネ)「明後日、木曜日頃ですね。」
(N)「分かりました。それまでは行かない事を誓います。それでいいですよね？(笑)」
(マネ)「助かります(笑) 私も出来る限り櫻井さんに顔を出し、
その都度皆さんに報告させて頂きます。
それでは失礼します。」
と言って出て行った。
多分スケジュールのやりくりが大変なんだと思う。
それなのに、俺達が納得のいくまで話し合いに付き合ってくれて、
マジ感謝だよ(笑)
(A)「翔ちゃん・・・。」
(M)「とにかく待とう！木曜日までの辛抱だ！」
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作者名：ともちん | 作成日時：2017年2月16日 20時
