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S side
一通り会議(宴会？)を終え、
今は皆んなで布団の中。
そしたら隣りから
(O)「・・・翔ちゃん、ごめんね。」
いつも瞬殺で眠る智くんが、話し掛けてきた。
(S)「えっ？」
(O)「いっぱいたくさん泣かせちゃった。」
(S)「ははっ(笑)、醜態さらしちゃったな。」
(O)「ううん。」
(S)「でも、誤解も解けたし大丈夫だよ。
ありがとね、智くん。」
(O)「ありがとう。」
(A)「・・・翔ちゃん、ごめんね。」
(S)「えっ？」
声がした方へ振り向くと、
隣りで寝てた相葉くんが、涙目で見つめてた。
(A)「有ること無いことで騒いでごめんなさい。
中傷な言葉で不快な思いにさせてごめんなさい。」
俺の服を掴み、震えながら訴えてくる相葉くん。
俺は、相葉くんの顔を胸に抱き寄せ
(S)「大丈夫だよ？俺はもう気にしてない。
・・・匂いももうしないでしょ？」
(A)「(グズ)、俺の大好きな匂い・・・。
翔ちゃんの匂いだ。」
(S)「だから安心してお休み。こうしててやるから。」
(A)「・・・翔ちゃんの音が聴こえる。」
(S)「えっ？」
(A)「"トクッ・トクッ"って素敵な響きが。」
(S)「何だよそれ(笑)。ほら、もう休むぞ。」
(A)「うん、ありがとう。翔ちゃん大好き。」
そう言って眠りについた相葉くん。
その時、
突然、背中に軽い重みが(苦笑)
首を後ろに向け
(S)「智くん、どうした？」
と尋ねると
(O)「オイラも、翔ちゃんの音を聴きながら寝る。」
背中から強く抱き締めてきた。
(O)「翔ちゃんの匂い・・・。奏でるサウンド。・・・最高だ。」
その言葉の後、即座に眠りについた智くん。
前には相葉くん。後ろに智くん。
板挟み状態だけど、今はこれが居心地いい。
相葉くん、智くん、ありがとね。
おまけ
※全て小声です
(N)「・・・"J"、起きてます？」
(M)「・・・何？」
(N)「今回、俺らって損な役割じゃないです？」
(M)「・・・まぁ、不満はあるけど。」
(N)「あるんですね(笑)」
(M)「今回ばかりは、二人に花を持たせよう。」
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作者名：ともちん | 作成日時：2017年2月16日 20時
