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N side
(M)「翔くん、ゆっくり食べてね。
はい、ライス。ギョーザもあるから。」
(S)「ぃやった〜！もう、マジ幸せ！！」
(N)「甘やかし過ぎでは？」
(M)「良いんだよ、これが翔くんなんだから。
責任はちゃんと取るよ。」
(O)「・・・責任？！」
ピクッと眉をあげる大野さん。
(M)「(笑)、そういう意味じゃないよ。
デトックス出来るように、ストイックに協力するって意味。」
(N)「・・・アメとムチ。」
(A)「・・・天国と地獄。」
嫌な予感がし
(N)「ときに "J" 、そのデトックスとやらは
俺らも必然的に参加になってますよね？」
と聞くと
(M)「当たり前だろ。いくら普通のラーメンだったとしても、
同じもん食べてる事には、かわりないからな。」
(N)「・・・辞退・・・」
(M)「それはそれで勿論良いよ。」
(O)「えっ？！マジで？！」
(M)「ああ(笑)無理強いさせるわけないだろ？」
(A)「・・・怪しい。」
(M)「はっ？！」
(A)「そう言って、翔ちゃんとマンツーマンで
やろうとしてるでしょ！俺はやるからね！」
(N)「えっ？！二人っきり？！」
(O)「汚ねえぞ松潤！」
(M)「最初に文句言って来たのはお前達だろうが！」
(A)「それで "手取り足取り" 個人レッスン？！
まぁ〜ヤラシイ！」
(M)「お前の頭と一緒にすんな！」
(N)「もう少しで口車に乗る所でした。」
(O)「油断ならねぇ。」
(M)「あのなあ・・・！」
(S)「もう！さっきから煩いよ皆んな！
俺の頭の上でごちゃごちゃと！
美味しい料理も不味くなっちゃうじゃん！
ねぇマスター？！」
(店主)「嬉しい事、言ってくれるね〜。
ホラよ！チャーシュー1枚おまけだ！」
(S)「マジで？！もうマスター、大好き！！」
(店主)「おおうっ！/////」
そう言って自分の胸を押さえるマスター。
(A)「ちょっ、翔ちゃん！
チャーシューなら俺のあげるよ！」
(S)「いらない。マスターから貰ったもん。
ねぇマスター？」
(店主)「はぅっ/////」
(M)「まずい、ここで論争してる場合じゃあねぇ。」
(N)「翔ちゃんを誘惑するものが、
わんさかありますからね。」
(A)「早く食べてここから出ないと。」
(O)「オイラの翔ちゃんが取られちゃう！」
さっきまでの言い合いが何だったのか
よく分からなくなってきた。
ただ、"J" の頭から "デトックス" という
ワードが消えた事に
ある意味、【翔ちゃん最強説】を確信した
夜食だった。
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作者名：ともちん | 作成日時：2017年2月16日 20時
