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N side
(A)「二ノ・・・。」
(N)「分かってますよ。翔ちゃんを傷つけたって。」
(O)「いや、今回はオイラ達皆んなで
・・・翔ちゃんを傷つけた。」
(M)「4人で同じ事してたら、
確かにハブれた感じで不安になるよな・・・」
(N)「・・・。」
(A)「大丈夫だよ！翔ちゃんだよ？！
謝ろう。そして、一緒にしてもらおう。」
(N)「相葉さん・・・。」
(M)「売り言葉に買い言葉。仕方ないよ。」
その後、飲み物を買って戻ってきた翔ちゃん。
俺は即座に
(N)「翔ちゃん、ごめんなさい。
俺の浅はかな行動で、
翔ちゃんを傷つけてしまいました。
どうか、許して下さい。」
と謝罪した。
すると、すかさず翔ちゃんが
(S)「いや、俺が大人げなかったんだよ。
二ノは正論を述べただけ。
間違ってないんだから、謝る必要ない。」
と、笑顔で返してきた。
俺はどこか違和感を感じたが
(A)「ほらね。言ったでしょ？！
翔ちゃんなら許してくれるって！」
(O)「良かった。仲直り出来て。」
と、この場を取り繕ってくれる。
"J" も分かったのか
(M)「じゃあ、早速翔くんも参加しよう！」
とテンション上げて言ってくれたが、
(S)「いや、しないから(笑)」
(N)「えっ？」
まさかの拒否だった。
(S)「だから、大丈夫って意味。
また皆んなでやりなよ。
俺、気にしてないから(笑)」
そう言って翔ちゃんは、自分の席に着いた。
俺は一気に不安になり、
(N)「・・・翔ちゃん、まだ怒ってるの？」
俺が弱々しく聞くと、
(S)「しつこいよ、二ノ。怒ってないって。」
と不機嫌そうに返してくる。
(N)「じゃあ、俺らとゲームしてくれても
良いじゃないですか？！」
俺が抗議すると
(S)「何そんなにムキになってんの？(笑)
興味ないから、無理に入らなくてもいいって事。
何やってるか分かった事だし、それだけだ。」
翔ちゃんの頑なな心が突き刺さり、
泣きそうな思いに、必死で耐えていたら
リーダーが
(O)「翔ちゃん、二ノの気持ちも考えたら？
罪悪感でいっぱいなのに、まだトドメ刺すの？
せっかく二ノが勇気を出して踏み込んだのに、
普段の翔ちゃんなら、そこまで頭が回って
二ノを無下になんかしなかったと思うよ？！」
と、俺を庇ってくれた。
それでも、
(S)「"普段の俺" って何？」
(O)「えっ？」
と、不満げに言い返した翔ちゃんに
リーダーも驚いた。
翔ちゃん、どうしたの？
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作者名：ともちん | 作成日時：2017年2月16日 20時
