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O side
いや〜、我ながら力作だ！
翔ちゃん褒めてくれるかな〜と、意気揚々にリビングに行くと
父ちゃんと姉ちゃんしかいない。
"トイレかな・・・？"と思い、テーブルに置くと、
(父)「智、最近恋愛してるのか？」
(O)「何突然(笑)この歳だよ？勿論いるよ。
世間一般的には内緒だけどね。
それが唯一のネックかな〜。」
(父)「そうなのか。安心したよ。
櫻井くん、そんな事言わなかったからな〜。」
(姉)「知ってても、言えない事情があったのかもよ？
お父さんが話した後、櫻井さん固まってたし。
もうちょっとサラ〜っと聞いた方が良かったのかもよ？」
(O)「えっ？！翔ちゃんに何言ったの？！」
(父)「何焦ってんだ？智。何かやましい事でもあるのか？(笑)」
(姉)「お父さんね、やっぱり智に結婚して欲しいみたいよ？」
(O)「それは、事務所の方針的に難しいって前にも言ったよ？」
(姉)「孫が見たいんだって！」
(O)「・・・！！それを翔ちゃんに言ったの？！！」
(父)「ああ。・・・それがどうした？
智と同年代だから参考に出来たらと。」
(O)「翔ちゃんに何て事聞くんだよ？！！」
(母)「智？どうしたの？」
(O)「オイラ・・・、オイラが好きなのは翔ちゃんなんだ。」
(父)「なんだ？改まって(笑)そんなの見てれば分かる。」
(O)「違う。一人の人間として、翔ちゃんを好きだっていう意味。
・・・翔ちゃんを愛してる！」
(父)「・・・！！そんな事！許されると思っているのか？！
これからの人生どうする気だ？！！」
(O)「・・・そんなの！翔ちゃんと歩むに決まってんじゃん！！他のメンバーもだけど。
オイラ、本当に翔ちゃんが大好きなんだ。」
(母)「愛してるのね？」
(O)「愛してる！」
(母)「それは櫻井さんも？」
(O)「勿論！大切にしてくれてるよ！
身内以外では唯一の理解者だし、
こんなオイラを受け止めてくれる。支えてくれる。
・・・大事にしたいんだ。」
(母)「そう。なら良かった。
智が幸せなら何の問題もないわ。」
(父)「ちょっ、母さん？！」
(母)「だって、何処の誰だか分からない人よりも素性が分かってるし、
それが櫻井さんでしょ？お母さん嬉しいわ。」
(父)「確かに・・・。驚いたが、櫻井くんが一緒なら安心だ。
よく理性で生きてるような人を口説き落としたな、智(笑)」
(O)「でも、ライバルも多いんだよ(涙)」
・・・にしても、受け入れるの早くね？
さすが【大野家】(苦笑)
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作者名：ともちん | 作成日時：2017年2月16日 20時
