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O side
翔ちゃんとゆっくり素敵な時間を過ごしてたら
姉ちゃんからの着信音。
今日休みだと母ちゃんから聞き、
久しぶりに家族4人で会わないかと。
(O)「オイラ、今大切な人といるから無理。」
と断るも
(姉)「今日、お母さんの誕生日だって事、忘れてないよね？！」
と渇を入れられ
(姉)「またいつ集まれるか分からないって時に、
1〜2時間でも時間作れないの？！」
と言われ、翔ちゃんを説得し一緒に行く事に。
手土産なんかいいのに、翔ちゃんは花束と和菓子の詰め合わせを用意した。
・・・そういう配慮凄いよな〜。
というか、この時間までやっている店のリサーチ力(りょく)、半端ない。
家族はオイラが連れてったのが、翔ちゃんだったと分かり
ビックリする反面、"そういう事か〜"と納得している。
【恋人】と思ってないのが残念。
でも、好感触満載の翔ちゃんの出現により、
両親は勿論の事、
姉ちゃんまでテンションが上がってる。
父ちゃんに至っては、まさに"好青年"だもんな。
オイラも鼻が高いよ。
母ちゃんは母ちゃんで花束を貰った瞬間、頬が赤くなっちゃってさ。
ずっと赤いバラを抱きしめてる。
年の数だけのバラだから、否応にも圧巻(笑)
そこから、飲んだり食べたり。
翔ちゃんは強いから、父ちゃんの酒にも付き合えるし、
会話も大人な内容で、オイラついてけない(涙)
その時、台所の方から姉ちゃんに呼ばれ、
魚をおろして欲しいと言われた。
翔ちゃん楽しそうだし、少しの間なら離れてても大丈夫だよな。
よ〜し、翔ちゃんにも食べてもらおっと！
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作者名：ともちん | 作成日時：2017年2月16日 20時
