14 ページ15
S side
(M)「食べさせてあげるよ。はい、あ〜ん。」
と突然の松潤の行動に戸惑い、
(S)「いやいやいや、自分で食べれるから。」
と必死で断るも
(M)「いいから。ほら、あ〜ん。」
譲らない松潤に俺の方が折れ、
照れながらも "パクっ" と1口食べ、
誤魔化す意味も込めて
(S)「次・・・、鮭がいいな。」
(M)「了解。」
そして、テーブルを見ると、
さっきまであったお粥が見当たらず、
(M)「えっ？！」
と松潤は戸惑いだし、俺もキョロキョロし気付く。
(S)「松潤、後ろ・・・。」
そこには、1個ずつ器を持って待機してる3人の姿が。
(M)「何やってんの？(笑)」
(A)「松潤ばっかりズルい！」
(O)「オイラだって "あ〜ん" やりたい！」
(N)「抜け駆けさせないって言ったでしょ！」
そう言って "あ〜ん" の順番待ちをしてる風景に笑ってしまった。
(S)「・・・お願い出来る？」
(ANO)「喜んで！！」
(M)「はぁ〜(溜息)」
俺は、ことごとく甘えさせて貰った。
4種類のお粥をそれぞれ1/4ずつ食べ、
(M)「翔くん、疲れたでしょ？休んだら？」
と言われたけど、皆んなが来てくれて嬉しいから、
まだまだ一緒にいたい。
その思いとは反対に、久しぶりの食事に体力を使ったのか、
身体は一気にダルさを増し
(S)「・・・眠るまで居てくれる？」
俺がそう言うと
(M)「勿論だよ。」
(A)「今日は泊まっていくから安心して！」
(N)「一人にはさせませんから。」
(O)「ずっと傍にいるからね。」
皆んなの温かい言葉を聞き、
安心した俺は眠りについた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 117人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ともちん | 作成日時：2017年2月16日 20時
