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M side
俺の言葉に反省した3人に、諭すように
(M)「別に世話するなとは言ってない。
自分の気持ちを押し付けるなって言ってんだ。
優先すべきは翔くんの事。まず第一に考えたら、
寒くないようにブランケットか毛布を掛けてあげるべきじゃないのか？」
その言葉にハッとして寝室に向かうニノ。
(M)「そして、その体位は病人には辛い。
楽な姿勢とってあげて？」
(A)「分かった！」
翔くんをソファーに横にする相葉くん。
少しでも身体の負担を和らげようと、クッションで工夫するリーダー。
(A)「ごめん松潤。翔ちゃんが元気そうでホッとして、
自分の事ばかり考えてた。まずは翔ちゃんの事だよね。」
(O)「オイラもごめん。すっごくすっごく不安でいっぱいだったから、
翔ちゃんの笑顔が見れて嬉しかった。」
(N)「俺もごめんなさい。冷静さに欠けてました。」
(M)「それだけ翔くんが大事って事だろ？
取り敢えず、翔くんが休んでる間にする事はしよう。」
そう言うと
(A)「ごめんね翔ちゃん。」
(O)「ごめんね。」
(N)「ごめんなさい翔ちゃん。」
と、それぞれ翔くんの頭を撫でてから準備に取りかかる3人。
ほら、翔くんの表情も全て委ねてるように、
安心しきったように見えるよ。
大事だからこそ、ついつい熱くなるんだよね。
でも、そこで翔くんを不安にさせたら
それこそ、まさに"本末転倒"だよ。
ある意味、3人に教えてもらった。
俺も気を付けなきゃだな(苦笑)
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作者名：ともちん | 作成日時：2017年2月16日 20時
