・ ページ4
所々に違和感を感じつつも用紙の記入までを終えて
今、目の前にある扉を開ければ面接室だ
私の運命が、決まるんだ
「失礼します。」
返事を聞いてからドアを開けて部屋に入る
どうやら練習室のうちの１つのようで壁一面が鏡になっており、
その前に並べられた長机に面接官と思われる4人が座っている
机の横にはビデオカメラのようなものが三脚に固定されて置かれていた
赤いランプが点灯しているのでビデオがまわされているようだった
あとで見返したりするためかな？
部屋に入る前に比べて思ったより自分が落ち着いて冷静でいられていることに安心する
「小鳥遊 Aさんですね？ではまず
、、、、歌をお願いします。」
おっけい、最初は歌ね、歌、、、、
「、、、、、はい？！」
面接官はおそらく間抜けな顔をしているであろう私を見て怪訝そうな顔をした
「聞こえませんでしたか？歌を、と言ったんです。
まさか披露できるものがないのですか？」
、、、、、、、、いやいやいやいやいや！
え、今どきは面接で歌披露するの？国が違うからってこんな変わる？普通は志望動機とかアピールポイントとかじゃないの？私が御社で働きたいと思ったのは、、的な？！のど自慢大会ですか？飲み会で披露する芸を持っているかチェックするんですか？もう？いや、芸能事務所だからなのか？アイドルの補佐をするのだから歌に精通していて当たり前！みたいな？事務所ついてから驚きの連発なんですけど？
とにかく落ち着け自分(それな←)
チャンスは1回
この会社にで働くことをずっと夢見てきたんだから
なんとしてでも乗り切らなくちゃ
幸いにお母さんのおかげで歌には自信がある
このとき私は歌が好きでよかったと心から思った
特に曲のジャンルに指定はないようだったので
私は赤頬思春期さんの나의 사춘기에게 (私の思春期へ)を歌った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 906人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽん。(プロフ) - カナタさん» 作者はチートが好きなので笑でも、これからは闇も見えてくるかな？といった感じです！頑張って更新していきますね^^素敵なコメントありがとうございます！ (2019年11月12日 23時) (
レス) id: 7ffffce657 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - はじめまして^^ とても面白いです！就活からの突然のアイドル転換とセブチがプロデュースするはずが既に出来上がってる人材すぎて笑いました(笑)更新楽しみにお待ちしてます^^ (2019年11月10日 21時) (レス) id: 6d0adb1fd1 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん。(プロフ) - かむりさん» そんなふうに言っていただけるなんて…ありがとうございます(〃▽〃) (2019年11月1日 11時) (レス) id: 7ffffce657 (このIDを非表示/違反報告)
かむり - 凄い面白いです!! (2019年11月1日 2時) (レス) id: d90aae6f87 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽん。 | 作成日時：2019年10月14日 13時
