まさかアイドルになるなんて。

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[私は、ソアオンニが最初に言った割り振りに賛成してる






メイリンが私のことをすごく沢山考えてくれてるんだって分かって嬉しかった




それに私の歌声を好きだって、唯一無二だって言ってくれたことも]






MR[、、、うん]






[でも、私が勝手にそう感じただけかもしれないけど



ソアオンニは別にメイリンが私たちの中ではダンスが苦手でダンスポジは無理だからメイリンを優先的にボーカルにした訳じゃないと思ったんだけど、、、






あってる？？オンニ]






私がそう思っただけで確信があったわけじゃなかったから、自分で言い出したけど不安になってオンニを見る






するとオンニはいつになく柔らかい表情をしていた







SA[あってるよ、ありがとうA




ミリンごめんね、私の説明が言葉足らずだったのかもしれない




あのね？確かにミリンは他のポジは難しいって言うのはあるよ]





その言葉を聞いて複雑な感情を隠しきれないメイリン






SA[でも、もしミリンに他のポジの担当でいけるだけの実力があったとしても







私はボーカルの担当に悩むことなくAじゃなくて、ミリンを選ぶよ]



MR[え？]




SA[確かに、Aは作詞作曲ができるし歌の実力も 凄いよね



だから、この曲にはどの歌い方が一番合うのかとかの判断はもしかしたらAの方が得意かもしれない



でも、その歌い方をどうすればできるのかっていう技術に関する"知識"はミリンの方が上だと私は思ってるから]




MR[っ、そんなこと！]




[私もそう思うよ]

MR[A！]





[なんて言うのかな、自分で言うのもなんだけど私の場合は叩き上げって言うのかな？笑




ひたすら歌ってテクニックを体に叩き込んでいくって感じで今まで来たから正直知識っていう知識は持ち合わせてないし




理想の歌い方があって頭でわかっててもそれが実際にできないことって沢山あるの、それこそ技術的な知識が足りないから




それで、大体はお母さんに聞くんだけどそれでもわからないことがあるの




そういう時は必ずメイリンに聞くんだよ、私






そしたらね？絶対に答えが返ってくるんだよね
すごくしっくりきて、分かりやすい答え






だから、わたしもソアオンニと同じようにメイリンにはボーカルポジにいて欲しいって思ったんだ]

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