まさかアイドルになるなんて。

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けれど、オンニはその空気を理解した上でも怯む様子を少しもみせずに堂々と答える




オンニのこういう所は本当に頼りになるし、尊敬している




私ならちゃんとした理由があっても多少おどおどしてしまうから









SA「勘違いされているようですけど、雑に割り振った訳ではありません



理由もちゃんとあります」





WZ「、、、どんな？」






皆、少しも動揺しないオンニの真っ直ぐな視線と芯の通った口調に少し驚きを見せた




ブソクスンの3人なんか小さく拍手してましたよ←



そっちはそっちでジョシュアさんに笑顔という名の牽制を受けてましたけど








SA「まず、私は自分で言うのもなんですが3人の中では1番ラップに精通していて上手い自信があります



事務所にスカウトされたきっかけもラップでしたし、度々コンテストで賞をとった経験もあります」






元々オンニは路上やクラブでラップを披露して、その言葉選びのセンスの良さとキレのあるオンニのラップはその界隈では結構有名で、それを知ったbig hitがスカウトしたんだと聞いた







オンニは何人かが頷くのを確認して続ける


SA「次に、ミリンをボーカルに選んだ理由は、彼女は母親がオペラ歌手ということもあって幼少期から歌の英才教育を受けていて実力、知識ともに高いです



逆に言えばラップの経験は全くないですし、ダンスも私たちの中では1番経験、知識ともに浅いです」






メイリンがダンスを始めたのは中国で練習生になってからで練習生になったのは私が中国で再会してからだから3年ほどだ



更に言うと所属してたのは中国の事務所なのだから、kpopダンスに関してはほぼ未経験と言える



それに、メイリンの歌の上手さは本当にすごい



初めて聞いた時はあまりにも透き通った綺麗な声に感動して、気づいたら泣いていたのを覚えている






SA「Aに関しては、一見消去法のように感じるかもしれませんが、私たちの中では1番ダンス歴が長くて、踊れるジャンルも豊富です







だからこの割り振りにしました」





一通り終わった説明を聞き、セブチの皆さんからの意見を聞くことになると思っていたのだけれど









MR「ソア」









最初に声を発したのはメイリンだった

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