023 ページ8
シーン…
アランの診断を聞いて、
その場に居た誰もが息を呑み、
誰もが言葉を発せなかった。
アラン自身、もう言葉が出ないようであった。
そんな中、1番に口を開いたのは、
当事者、Aだった。
A「3ヶ月かぁ…」
全員「(ピクッ」
A「前よりも短くなったなぁ…」
Aは然程気にしていないといった感じで、
誰に対してでもなく、
1人でポツリと呟いた。
それから少し間が空き、
次に口を開いたのは、
たしぎだった。
たしぎ「っ…何故っ…うぅっ…そんなっ…冷静で居られるんですかっ！？」
たしぎは泣きながら、必死に嗚咽を抑えながらAに聞いた。
A「仕方ないよ。僕が何か言っても、取り乱しても、アランの診断は変わらない。変えられない。なら、きちんと、アランの下した診断と向き合わないと」
たしぎ「でもっ！」
A「それに！！
自分の体の事くらい、自分が1番分かってるつもりだよ？
今日1日で何回貧血で倒れそうになったのを堪えたか…」
セン「A…」
つる「…A……」
ヒナ「Aちゃん…」
ハン「A」
バギー「トラファルガーも医者なんだろ？どうにかできねぇのか？」
ロー「海軍のトップ医師・アランについてはよく聞いている。あいつが下した診断に……
間違いはない」
ミホ「A………」
A「そんな悲しそうな顔しないで？」
ドフ「A…」
スモ「・・・・・」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 307人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Lucas - ちょーいい話!!泣きました！ (2019年5月4日 12時) (
レス) id: 3b8f0d0d78 (このIDを非表示/違反報告)
闇夜 - 泣いた(解せぬ) (2017年4月8日 9時) (レス) id: 866b9f0c0d (このIDを非表示/違反報告)
花音 - このお話が大好きになりました！作者さん、すごいですね！！次回作も頑張ってください！応援してます！ (2016年11月18日 22時) (レス) id: fa7446b05c (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくり神夢 - めちゃくちゃ泣けました。もぉ画面が見えな位くらい泣けました (2016年6月26日 0時) (レス) id: b0665da845 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 凄く面白かったです！ (2015年9月30日 1時) (レス) id: f5bbdc5b42 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：依音 | 作成日時：2013年9月18日 5時
