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『帰りたくないぃぃぃぃ』
北「お前も俺も明日仕事だろうが。」
本当にあっという間の一泊だった。
せっかく二組敷いてもらった布団も、
使ったのは結局片方だけ。
朝起きて一番最初に見たのが北斗先生の笑顔だった、なんて。
夢かと思ってめちゃくちゃ先生の顔を触った。
そしてもちろん怒られた。
荷物をまとめて帰り支度を進める北斗先生にのしかかってやだやだと駄々をこねても、
北斗先生は全く意に返してくれなくて。
『北斗先生昨日めちゃくちゃ甘やかしてくれたのにー！』
北「あぁ、はいはい。帰ったらまた甘やかしてやるから。」
『え、本当？！わかった帰る！』
北「なんなのお前…。」
旅館の従業員さんたちにばいばいをして、
運転席に座ろうとする私に先生が待ったをかけた。
『なあに？』
北「帰りは俺が運転する。」
『え。いいよ、私するよ！』
昨日の夜はちょっとブレてしまったがこれは先生の疲れを取りたい旅行だったのだ。
だから最後までおもてなししたかったのに、
先生は私より先に運転席に座ってしまった。
『あっ、先生だめ！』
北「そっち座れって。いい子だから。」
『う…』
いい子だから、なんてさ？
年上の魅力最大に使ってさ？
ずるいよね。
それで意思を曲げてしまう私もどうなんだ。
おとなしく助手席に座って、
なんなら少しわくわくしている。
運転する北斗先生ぜったいかっこいいもん…。
『…来るときの運転、そんなに酷かった？』
北「いや、そうじゃないけど…。
帰りは運転席の方に海が見えるから心配になって。」
『なっ…、平気だもん！もう北斗先生のばか！』
北「ふふ、海は夏に連れてってやるから。」
先生は私の扱いをわかりすぎてる。
『本当？！せんせいと海たのしみ！』
北「わかったから、ほら。ちゃんとシートベルトしめて。」
『はーい！』
かれし、おわり。
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綾鷹(プロフ) - めがねこさん» 全然全然！できれば今日中に…と思っていたので！！むしろ気を遣わせてしまってすみませんでした;;ありがとうございます！ (2019年4月1日 23時) (
レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
めがねこ(プロフ) - 綾鷹さん» 焦らせたみたいで申し訳ありません...今後も楽しみにしてます！ (2019年4月1日 14時) (レス) id: bea39e21bb (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - めがねこさん» あわわ、すみませんでした！描写を増やしたところがあるので、一話ズレがあるかもしれないのですが、今編集を終えて鍵を外してきました！楽しんでくださってありがとうございます(;;)これからもよろしくお願いします！ (2019年4月1日 14時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
めがねこ(プロフ) - 綾鷹さん» そうなんです...書き方とかストーリーが好きで更新楽しみにしてました... (2019年4月1日 10時) (レス) id: bea39e21bb (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - めがねこさん» はじめまして！突然鍵をかけてすみません;;あります！ちょこちょこ書き足したくなって…そんなに長い間はかけないつもりですが、もしかして読み途中でしたでしょうか？;; (2019年4月1日 6時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾鷹
| 作成日時：2018年12月12日 7時
