ニヤニヤしてる ページ23
海「やっと降りて来たー。早く手伝って！」
『ごめんごめん！今準備するね』
遅い！とちょっと拗ねてる海ちゃんに
特に気にすることなく顔を洗いに行った岸くん
キッチンには私と海ちゃん2人で
あれ、なんか...ニヤついてない？
さっきまで拗ねてましたよね？
海「...なに？」
『いや、なんにも...』
海「そんなチラチラ見られたら気になるんですけどー」
『だ、だって！何かニヤニヤしてるから...』
海「ハッ(笑)そりゃするよ！」
『なんでよ』
海「分かりやすすぎるもんAちゃん」
『え...』
海「あ！岸くんフォーク並べてー」
戻って来た岸くんに何事も無かったように
声を掛ける海ちゃん
優「ん、わかった」
『岸くん、飲み物はコーヒーでいい？』
優「うん、ありがと！」
ニコッと微笑まれてつい赤くなってしまう自分の顔が本当に嫌だ
だってそれを見て海ちゃんがまたニヤついてるから。
海「よしっ食べよー！」
1人と2人が向かい合う形で並べられた朝食に
岸くんが対面に座って私の隣には海ちゃん
優「いただきます！」
『いただきまーす』
優「んまっ！んめぇー！」
パンに目玉焼きにサラダと至って普通な朝食なのに
大袈裟ではってくらいの勢いで食べてる姿が可愛い
海「待ってAちゃん」
『うん？』
海「ごまドレ掛けたの？」
『うん、サラダにはごまドレでしょ』
海「えーこっちの和風ドレッシング美味いのに！」
『私はごまドレ派だからいいの〜』
海「いや一回こっちのドレッシングも食べてみて！
ね！ね！絶対こっちのが美味しから！ね！」
そう言ってサラダが乗ったフォークを
海ちゃんは私の口元まで持ってきて
海「ほら、あーーーーん！」
あーんって言われたら
口を開けてしまうのが人間の不思議で
『えええ、あーーー』
優「おいっ！！！」
パクッとする直前で岸くんの大きな手が私の口元を塞ぐ
海「え...？」
『.....』
ポカーンとした空気に慌てて
優「お俺も！和風ドレッシング掛けたから！」
とあわあわしながら必死な岸くん
海「だから？」
優「だから...Aちゃんこっち食べる？」
海「一緒じゃん(笑)」
優「ちげーよ！！！」
海「何で一緒じゃん！ね？Aちゃん」
お願いだからこっちに振らないで欲しい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 317人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ねねね(プロフ) - まさん» 遅くなってしまいましたが、本当にありがとうございます！またちょくちょくと続きを書く予定なので読んで頂けたら嬉しいです(^^) (2022年2月3日 6時) (
レス) @page19 id: 47a8bcc5c1 (このIDを非表示/違反報告)
ま(プロフ) - 一気に読んじゃいました！めちゃくちゃドキドキします！続き書いてくださることを願ってます、、、！！ (2021年9月4日 23時) (レス) id: 21a9da4471 (このIDを非表示/違反報告)
ねねね(プロフ) - みさきさん» ありがとうございます！ (2021年4月5日 17時) (レス) id: 28f9f886b8 (このIDを非表示/違反報告)
みさき - 1話読んだらあれよあれよと読んでしまいました！続きが気になります！更新楽しみにしてますね！ (2021年3月31日 1時) (レス) id: a74fc0fcb6 (このIDを非表示/違反報告)
ねねね(プロフ) - あんさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年3月19日 10時) (レス) id: 79df8621b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ねねね | 作成日時：2020年10月2日 7時
