ぎこちない朝 ページ21
かなり名残惜しいぬくもりから離れて立ち上がる
岸くんも急に阻止された事に呆気に取られ
ちょっとポカーンてしてる
そーっと岸くんの部屋から廊下を覗いて
誰も居ないのを確認して
『じゃ、じゃあまた後でねっ！！！』
振り向く余裕なんかなく足速に自分の部屋へ戻った
扉をしめてふと姿見に写った自分が目に入り
1人になった途端に思い出すさっきの出来事
だんだんと顔が赤くなってきて
『あーーーー、どうしよう』
この後、まともに顔合わせられる自信がない
けど考えれば考える程時間は経つもので
そろそろ下に降りなきゃ
意を決してリビングに向かった
『おはよう』
廉「はよ〜．．．よく眠れた？」
『．．．う、うん。なんで？』
廉「ほんま？クマすごいで？」
『そうかな．．．』
あまりにも廉くんに顔をガン見されるから気になって
スマホのインカメで確認するとそれはそれは酷い顔が
写ってて
『寝るの遅っかったから．．．かな？』
廉「ふーん」
え、ふーんて何？興味のない"ふーん"なの
それとも何か怪しんでる"ふーん"なの！？
廉「何おどおどしてんねん。んじゃ行ってきまーす」
海「おはよ〜。あ、廉もう出るの？」
廉「おはよ。うん朝から惚気顔見せつけられて怠いからもう行くわ」
海「惚気顔？？？」
チラッとこちらの顔を見たあとニヤけながら
廉「いってきまーーす」
と言って出て行った廉くん
海「いってらっしゃーい！
さっ！Aちゃん朝ごはん食べよーー！」
特に気に留めてない海ちゃんにちょっと救われたけど
あれは確実に何か気付いてたよね
いざ皆の前に立つと、
なんて報告するの？そもそも言っていいんだっけ？
とぐるぐる考えてぎこちなくなってしまう
海「Aちゃん、食パン食べるー？」
先に向かったキッチンから可愛く顔をだした海ちゃん
『うん！じゃあわたし目玉焼き焼くね！』
海「ありがとう！あ、岸くんも食べるかな？」
『え！？どうだろう､､､。まだ寝てるんじゃない？』
海「さっき部屋からガタゴト音してたからもう起きてるよ。Aちゃん聞いてきて！」
『今聞くの？きっと食べたくなったら降りてくるよ』
海「でも洗い物いっぺんに済ませた方が楽でしょ！聞いてきて！」
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ねねね(プロフ) - まさん» 遅くなってしまいましたが、本当にありがとうございます！またちょくちょくと続きを書く予定なので読んで頂けたら嬉しいです(^^) (2022年2月3日 6時) (
レス) @page19 id: 47a8bcc5c1 (このIDを非表示/違反報告)
ま(プロフ) - 一気に読んじゃいました！めちゃくちゃドキドキします！続き書いてくださることを願ってます、、、！！ (2021年9月4日 23時) (レス) id: 21a9da4471 (このIDを非表示/違反報告)
ねねね(プロフ) - みさきさん» ありがとうございます！ (2021年4月5日 17時) (レス) id: 28f9f886b8 (このIDを非表示/違反報告)
みさき - 1話読んだらあれよあれよと読んでしまいました！続きが気になります！更新楽しみにしてますね！ (2021年3月31日 1時) (レス) id: a74fc0fcb6 (このIDを非表示/違反報告)
ねねね(プロフ) - あんさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年3月19日 10時) (レス) id: 79df8621b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねねね | 作成日時：2020年10月2日 7時
