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【JM】 ページ3

せっかく早起きしてAと2人の時間を作ろうとしているのに…。


そりゃジンヒョンが前から俺達のご飯を用意してた流れで、Aとキッチンに立つことが日課になってるのはわかってる。



わかってるけど…。



Aは俺の彼女なのに…。



付き合ってからAに対する独占欲が止まらない。



自分でも戸惑うくらいだ。



こんなに自分が気持ちを抑えられない人間だとは思っていなかった。






…さっきはジンヒョンに言い過ぎちゃったな。




謝らなきゃ。



コンコンッ



突然ドアがノックされる。



JM「はい?」



「あ、わたし…入っていい?」



JM「…うん」



気まずそうな顔をしたAが入ってきて静かにドアを閉める。



「さっきはごめん。私、ちょっと冷たかったね…」



JM「いいよ。俺も態度悪かったし…ジンヒョンには後でちゃんと謝る」



そう言うとほっとした顔になるA。



「最近朝早いよね。良かったら今度一緒にご飯作らない?」



JM「え…でもジンヒョンが…」


「ジンさんには前の日に言っておいてさ。そしたらジンさんもゆっくり寝てられるし!」


JM「まぁ…別にいいけど…」



なんだその返しは。


本当は嬉しくて仕方ないくせに。


自分で自分にツッコむ。



そんな俺とは対照的に、すごく嬉しそうな笑顔になるA。


「じゃあ約束ね!次早く帰って来て翌日朝ご飯食べていける日ね」


JM「…わかった」


俺がそう言うと、部屋から出て行こうとするA。



JM「ちょっと待って!」



「?なに?」



俺はAを手招きして近くまで来させる。



Aの腕を掴んで優しく引き寄せてキスをした。



しばらくAの唇の感触を堪能してから、ゆっくり離れる。



Aの顔を覗き込むと顔を真っ赤にして困り顔で見てくる。



「…宿舎でこうゆうことはやめようよ…」



JM「だって宿舎でしかこうゆうことできないじゃん」



宿舎でしか2人きりになんてなれないんだから…。



「それは…」



JM「本当はもっとAに触れたいの我慢してるんだからね」



そう言うとますます顔を赤くして、慌てて部屋を出て行くA。



あぁ。



やっぱりAのことになると抑えが効かない。

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作者名:よぞら | 作成日時:2022年1月27日 14時

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