【男主】その男、個性:絶頂！！【ヒロアカ】 (ページ26)

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窮地ページ26

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身体に筋肉痛のような重い痛みが走り、目を覚ます。

窓から差し込む朝日の眩しさに顔をしかめながら上体を起こすと、短パンから伸びる脚に赤い痕が目に入った。

触れてみるも痛みはなく、虫刺されだと解釈する。

欠伸をしながら洗面所に向かうため部屋を出ると、廊下でかっちゃんとすれ違う。

「オマエ、服着崩すなよ」

俺の顔を見るなり、静止して眉間にシワを寄せたかと思うとそう言ってきた。

意味がわからず首を傾げるが、かっちゃんはそのまま着替えるために自室に戻っていく。

なんか妙に汗かいてるし、まだ時間もあるしシャワーでも浴びようかな……。

そんなことを考えながら俺は脱衣所に向かった。

衣服を脱ごうとしているとふいに首筋に違和感を覚え、鏡を見て驚く。

首元や鎖骨付近に点々と散りばめられた鬱血痕、噛み跡。

「な、なにこれ……」

慌てて自分の身体を確認するように触ると、鈍く疼いた腰にも気づく。

ま、まさか。もう1人のカラダの主が……。

Tシャツを捲って腹を見るとやはり同じものが散らばっていた。

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今朝の件があって、制服の下にクローゼットの奥の奥にしまってあった首元が隠れるインナーシャツを着ている。

これで今日は持ち堪えられる、午後の授業まではそう思っていた。

「わーたーしーが！！普通にドアから来た！！！」

オールマイトの登場により状況が一変する。

午後の授業はヒーロー基礎学、戦闘訓練をやるらしい。そう、ここまでは良い。

事前に要請したに沿って作られた戦闘服(コスチューム)を着てやるらしい。

何がやばいかって、俺のコスチュームはヘソ出しってことだ。

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アンケートご協力有難うございました。

候補2に決定しました。