【男主】その男、個性:絶頂！！【ヒロアカ】 (ページ2)

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転生ページ2

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けほ、と煙のような粉塵の中、咳き込みながら目を開けるとそこは見慣れぬ寝室。

何が起こったのか分からず呆然とする俺だったが、部屋に貼られたポスターを見たら嫌に冷静さを取り戻していく。

見知ったようで、俺の世界では見かけないマッチョメン。

ウサギのような触覚が生えてるマッチョこと、オールマイト。

よく見たら部屋中にオールマイトのフィギュアからポスター、ステッカー、コラボグッズ等が。

そして、今俺が着ているTシャツすらオールマイトが印刷されている。

なんだこれ、おい。

さっきまで教室で普通に授業受けて……そういやなんか光ったな。

あの時にここへ来た？…………いや、まさかなぁ。夢だろこれは。

自分の頬をつねり痛みを感じながらも、あまりにもリアルな夢だと解釈した。

rrrrr...

突然鳴り響く目覚ましの音。

反射的にベッド脇に置いてあるスマホを手に取ると、時刻は7:30を指していた。

下に表示された予定表には雄英試験とだけ書かれた文字。

嫌な予感がする。

急いで起き上がり、クローゼットを開くとそこには学ランが入っていた。

寝巻きを脱ぎ捨て制服に手を通す。ぴったりだ。

そのまま、周りの様子を伺いながら一階へと降りる。

「何してんだ」

降りてきた途端にかけられた言葉に肩を震わせた。

恐る恐る振り返ると、そこに居たのは金髪ウニ頭の、爆豪勝己。

眉間にシワを寄せ不機嫌そうな表情をしている。

ああ、やっぱりここはヒロアカの世界なんですね神様。

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