【男主】その男、個性:絶頂！！【ヒロアカ】 (ページ17)

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準備ページ17

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「おい、着替えに行くぞ」

「んあ？」

頭を小突かれて目を覚ます。寝ぼけ眼を擦りながら辺りを見回すと、見慣れぬ教室。クラスメイト達は体操服を持って更衣室に行こうとしていた。

不機嫌そうに俺と自分の体操服を持つカツキは、どう見ても雄英の制服を身に纏っている。

またか。初の登校日ぐらい自分の足で来たかった。

「これ、着替えたら何する感じ？」

「個性把握テスト、次寝ても説明しねェからな」

怒りながらも答えてくれるあたり、カツキらしい。

「な、着替えなんてすぐ終わるだろうし。一瞬充電させろよ」

「あ？時間ねンだよ」

「じっとしてるだけで良いからぁ」

「……ﾁｯ……早くしろ」

甘い声を出してお願いすれば大抵許してくれるのを知っているから、それを利用して抱きつく。

ふわりと香るニトロの匂いは相変わらず良い香りで落ち着く。

俺の大好きな匂いだ。

渋々といった様子で向かってくれるカツキを追いかけるように、トイレに駆け込む。

かちゃり、と鍵をかける音が響く。

個室の中で2人きり。

俺の充電タイムの始まりだ。

意外にも先に動き出したのはカツキで、ドアに寄りかかってキスを受け入れる。

触れるような軽い口づけから

舌を絡めて、吸い付いて、唾液を流し込んで。

暫くすると、お互いスイッチが入ったのか貪るような激しいものになる。

ちゅっ、というリップ音と共に離れると、どちらのかも分からない唾液が糸を引く。

その光景を見て、思わず身体中が疼くのがわかる。

「これ以上やったら、此処一帯灰になる。」

再び近づいてくるカツキを抑えるように言うと、不服そうな顔をされた。

___爆豪兄弟の秘密。

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