帰る場所 (ページ44)

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本末転倒【JN】ページ44

仕事から帰るとAさんがまだ残っていたので、昨日のテヒョンとナムジュンの一件を相談することに。

ユンギが話しやすいようにジョングクを連れて行ってくれた。

昨日のこと、ナムジュンが気にしていることを話すと辛そうな顔になるAさん。

そしてテヒョンのことを聞いてみると、俺の予想を超える衝撃的な答えが返ってきた。

テヒョンもう気持ち伝えてたの？

断ったのは…やっぱりセジニヒョンのことが好きだから？

メンタルケアって何？

俺達に黙ってたって？

知らずに接してた俺達は騙されてたってこと？

テヒョンの気持ちが勘違いなら俺の気持ちは？

待って！

辞めるって何!?

次々と色んな思いが溢れてきて思わず大きな声が出てしまった。

驚くAさん。

どうしてそんなこと言うんだよ。。

俺は…。

俺の気持ちは…。

JN「Aさんにとって、俺達はその程度の存在ですか？」

その瞬間、顔を歪めて首を振るAさん。

今にも泣き出しそうな顔だ。

YG「どうした？」

さっきの俺の声が聞こえてきて気になったんだろう。

ユンギが顔を出した。

その瞬間、リビングを出ていくAさん。

YG「えっ。ちょっと待って！」

Aさんを追いかけていくユンギ。

俺はその場に立ち尽くすしかなかった。