帰る場所 (ページ5)

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作戦会議【JM】ページ5

家政婦さんに初めて会った日。

あまりに唐突な話で戸惑ってしまった俺はきちんと挨拶することができなかった。

人見知りのジョングクと人に興味のないユンギヒョンはいつも通りと言えばいつも通りで、
こんな時でもきちんと挨拶するジンヒョン達はやっぱりさすがだなと思った。

俺の横にいたテヒョンは家政婦さんに対する警戒心がダダ漏れだ。

相変わらず素直なやつ。。

簡単な挨拶が済んで、仕事に戻る途中、さっきまでとは打って変わって上機嫌なテヒョンが声をかけてきた。

TH「ねーねージミナ！あの人が信頼できる人かどうか試してみようよ！」

JM「え!?」

また唐突なことを。。

TH「だってジミナだって嫌でしょ？信頼できない人に俺たちの宿舎任せるの」

JM「そりゃ、まぁ。。でも試すって…どうやって？」

TH「それは今から皆で考えるんだよ〜！あっ！ナムジュニヒョンー！今日の仕事終わったら話がありまーす！」

こうしてテヒョンの発案でメンバー会議が開かれた。

ちなみに俺達はデビュー時から何かあると全員で集まって話し合いをしてきた。
　

だから今回も自然な流れと言えばそうだ。

TH「さて、どうやってあの人試します!?」

心なしか楽しそうなテヒョンが進行を始める。

JK「適当に俺達の私物置いといて盗られないか確認するとか」

NJ「それだと本当に盗られた時に厄介だ」

JN「じゃあ単純に監視すればいいんじゃない？」

JM「どうやって？俺達宿舎にいない間にあの人が入るんですよね？」

JN「こっそり監視カメラ仕込んどくとか？」

YG「それって盗撮じゃないすか」

JN「そう言われればそうなんだけど。。まぁ聞いて？宿舎の住人はあくまで俺達であの人は部外者じゃん？だから住人の俺達が防犯のために置きましたってことにすれば大丈夫じゃない？わざわざ部外者の人にカメラの存在を説明する必要はないってことで」

TH「確かに！実際宿舎まで来ようとするサセンもいたし！」

NJ「うーん…イケる…か？」

JK「じゃあ小型カメラ調達しときますね」

HS「なにジョングガ、お前そうゆうカメラにも詳しいの!?」

グッ！と親指を立てるジョングク。

本当に頼もしいマンネだよ。君は。。

TH「じゃああとは色目使ってこないかジミナに愛嬌振りまいてもらって試しましょう！」

JN,YG,HS,NJ,JK「了解」

JM「いや俺やるって言ってないよ!?」

TH「よろしく〜！」

JM「えぇ〜マジかよ～！」

…まぁ、面白そうだからやるけど。