帰る場所 (ページ19)

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お買い物へGO！【HS】ページ19

ユンギヒョンとほぼ同時に起きて、Aさんが用意してくれた朝食を食べていたら、急に買い物に誘われた。

というかテヒョンが急に自分も行くと言い出して、困って俺達を誘ってきたみたいだ。

まだゆっくりしていたかったけど、なんだかすごく一緒に来てほしそうだったし、楽しそうだから行くことにした。

ユンギヒョンも「荷物持ちさせる気？」なんて言いつつすんなり行くことに同意してた。

そう言えばナムジュンがユンギヒョンとAさんは気が合うみたいって前に言ってたな。

TH「ヒョン達も行くの？」

既に変装も終えて準備万端のテヒョンが聞いてきた。

HS「うん！せっかくだから行こうと思って〜」

TH「……じゃあ行きましょー！ヌナー！」

今の間…もしかして2人で行きたかったのかな…

テヒョンはAさんのことかなり気に入ってるし。

でも2人で外出はダメだよ。もし撮られでもしたらどうするんだ！

Aさんもそれを心配して俺達に声を掛けてくれたのかもな。。

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買い物に向かう車内でも、なんだかぎこちないAさん。

場を盛り上げようとセジニヒョンの結婚をAさんにも伝えた。

「えぇ。知ってます」

あぁ、そう言えばAさんセジニヒョンとは昔からの知り合いだったっけ。

もうちょっと盛り上がると思ったんだけどな…。

やっぱり少しいつもとは違うAさん。

でもスーパーに着いてからはいつも通りの雰囲気に戻っていた。

「使ってほしい食材とかあれば入れてってください」

大の男3人が固まってると目立つので、なるべく散らばろうということになった。

が、結局テヒョンはずっとAさんの横にくっついていた。

なんとか無事バレずに買い物が終わり、スーパーを後にする。

「バレなくて良かったですね！買い物行くのも気を遣いますよね」

HS「そうなんだよね〜。でも今日は久しぶりに楽しかった！ね！ヒョン！テヒョンア！」

YG「まぁな」

TH「…」

テヒョンから応答がないので見ると、窓の外を眺めてぼーっとしている。

HS「テヒョンア？」

TH「…え？…あぁ…そうですね！」

なんだか今日のテヒョンはいつもにも増して様子がおかしい。

大丈夫かな。。テヒョンは人一倍繊細だ。

何かあるなら聞き出さないとな。

また窓の外を見てぼーっとしているテヒョンの横顔を見ながら、そんなことを考えているうちに宿舎に着いた。