帰る場所2 (ページ10)

今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:163,849 hit

歓迎会【YG】ページ10

玄関でわちゃわちゃしながらAさんを出迎えた後、歓迎会が始まった。

［席順］A=NU
NJ,JN,JK,TH
　テーブル
JM,NU,YG,HS

歓迎会ということでテーブルの上には所狭しと料理とお酒が並ぶ。

そう言えばAさんと宿舎の食卓を囲むのなんて初めてじゃないか。

まぁ家政婦として来てもらってたから、それが普通なのかもしれないけど。

皆「カンパ～イ！」

メンバーは皆Aさんと食卓を囲むことが嬉しいのか、いつもにも増して食も酒も進んでいる。

Aさんも最初は遠慮がちだったが、騒がしい会話を聞きながら飲み食いしているうちに、心から楽しんでくれているように見えた。

酒が入った皆は、ここぞとばかりにAさんに普段言えないことや聞けないことをぶつける。

JN「ヌナ呼びしてもいいですか!?」

「どうぞ」

JK「お互い敬語やめよ」

「努力します」←

ちなみにヌナ呼びはヒョンライン全員便乗することにした。

その後も好きな食べ物や音楽や映画のことを聞いたり、休日は何してるのかとか他愛もない話をした。

比較的酒に強い俺とジミナに挟まれていたのもあって、ヌナも結構飲んで酔っていたのか色々話してくれた。

普段は全く自分の話をしないので、俺達もそれが嬉しくて…聞きすぎた。

今までどんな恋愛してきたのかとか、タイプはどんなだとか。。

タイプの話になった時、ヌナの説明がセジニヒョンそのもので。

HS「てかそのタイプだとセジニヒョンそのままじゃん！」

NJ「それ俺も思った！」

あぁ…そうか、この2人まだ知らなかったのか。

空気が一気に凍りつく。

JM「え？何この空気？みんなどうしたの？」

ジミナお前もか！

てっきりテヒョンから聞いていると思っていたから意外だった。

負のオーラを出しているジンヒョン、テヒョン、ジョングクと不思議がる鈍感3人組を見て、居た堪れなくなった俺が話題を変えようとした時、ヌナが突然笑い出した。

「あははっ！せいか〜い！実はセジンさんのことが好きでしたぁ〜！あ、今はもう結婚しちゃったし諦めたよぉ〜」

全員が驚いてヌナを見る。

ヌナ酔っ払ってるな…。

YG「お、おい、大丈夫か？」

「全〜然大丈夫！いずれ結婚するんだろうなって思ってたし！もうね！可愛いんだよセジンさんの奥さん！私も知ってるんだけどね、てかむしろ私が2人の相談乗ってたりしたんだけどね…」

その時、俺はヌナが泣きそうになっていることに気づいた。