帰る場所2 (ページ42)

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起床ミッションページ42

起きている4人に朝ご飯を用意し、起きない3人組を起こしにかかる。

まずはジミンさん。

「ジミンさーん！起きてー！」

JM「ん〜〜。。。ヌナァ…もうちょっとだけ…」

そう言って布団にしがみつくジミンさん。

…か、かわいい。

が、しかし、この可愛さにやられて何回かジミンさんが遅刻しかけたことがあるので心を鬼にして起こす。

「ジミンさ〜ん！また遅刻しちゃうよ〜置いていかれちゃうよ〜」

JM「…起きる。。」

むくっと起きるジミンさん。

よし、次！

「ユンギさん！朝ですよ！」

ユンギさんは簡単には起きないので最初からバンバン布団を叩いて起こす。

前にその様子を見ていたメンバー達に、よくその起こし方できるねと驚かれた。

寝起きが悪くて有名なユンギさんにそんなことする人は誰もいなかったらしい。

YG「…起きるから叩くな」

のそのそとベッドから出てくるユンギさん。

よしっ次！

次は鬼門。ジョングクさん。

この人は本当に起きない。

しかも昨日の今日だ。

憂鬱でしかない。

「ジョングクさーん！起きて〜！朝だよ〜！」

まずは枕元で大声で呼びかける。

びくともしない。

「ジョングクさ〜ん…！」

布団を剥ごうと掴んだ瞬間、腕を掴まれてベッドの中に引きずり込まれる。

ドサッ！

目の前にはジョングクさんの顔。

JK「おはようヌナ」

ベッドの中で身体はジョングクさんにがっつりホールドされている。

「ジョングクさん。離して。昨日のことだって許してないんだからね！」

JK「ポッポのこと？だから昨日帰る時目合わせてくれなかったの？」

「とりあえず離して」

JK「昨日のこと許してくれるまで離さない」

わがままか！

ジョングクさんがホールドする力を強める。

く、苦しい…。

「わかった！許す！許すから！」

そう言うと力が少し弱まる。

その隙にバッとベッドから脱出する。

JK「あぁ〜残念…もうちょっと粘ってくれても良かったのに」

そう言ってニヤッと笑う。

「ジョングクさん！今後こうゆうことはしないで！」

JK「え〜無理〜。俺好きな人にはスキンシップいっぱいしちゃうタイプだから」

…え？

いや、違うよね。メンバーに対するのと同じ好きだよね？

これ以上絡まれても体力がもたないので急いで部屋から出る。

JK「あー…あれ以上くっついてたらヤバかったな…」

私が出て行った後、ジョングクさんが1人呟いていたことを私は知る由もない。