帰る場所【NJ】 (ページ10)

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【NJ】ページ10

NJ「…ということで俺達、付き合うことになったから」

JK,TH,JM,HS,YG,JN「ぇええええーーー!!!」

JK「マジかよ…」

TH「ジミナ…俺もう無理かも…」

JM「て、テヒョン！しっかり！俺もヤバいんだから！」

HS「いやぁ〜急展開だねぇ〜！」

YG「しかもヌナからとは…」

JN「そっか…やるなナムジュナ…悔しい！…けど、なんか嬉しいよ！」

NJ「ジンヒョン…」

「皆さんには迷惑掛けないようにするので…よろしくお願いします！」

そう言って頭を下げるヌナ。

俺も慌てて皆に頭を下げる。

JN「…も〜ヌナにそこまでされちゃあな〜」

YG「頭上げろよ」

HS「そうだよ！大丈夫！」

JM「まぁヌナは今まで通りでいて？」

TH「そうだね！ヌナが俺達の家政婦であることには変わらないもんね！」

JK「そうだよ！ヌナ！これからもよろしくね！」

そう言ってヌナに抱きつくテヒョンとジョングガ。

NJ「いやいやちょっと待て！ヌナは俺の彼女になったんだって…」

JM「あ、ナムジュニヒョン。付き合い出した途端自分だけヌナ独り占めするつもりですか？ヌナは宿舎にいる間は皆の家政婦でもあるんですからね？」

ジミナの圧がすごい…。

NJ「いや、それは…まぁ、そうなんだけど…」

HS「あははは！前途多難だなナムジュナ!!」

ヌナも困りながらも、今までが今までなので苦笑いしながら受け流している。

まぁ…予想はしてたけど…

皆遠慮なしだな…。

その後も俺とヌナは付き合い出したとはいうものの、デートができるわけでもなく、特に変わり映えのしない日々が続いた。

それでもヌナは「毎日ナムジュンさんの顔が見れれば充分」と何一つ不満を言わなかった。

今日は宿舎に帰ってから、ヌナに手伝ってもらいながら俺の部屋で2人で仕事をこなしていた。

しばらく経ってふと気がつくと、隣で書類のチェックをしてくれていたヌナがうとうとし始めた。

NJ「ヌナ、眠いならソファーで寝てていいよ？俺もう少しで終わるから」

「う〜ん…ごめん…ちょっとだけ横になる…」

ここ最近、俺達のスケジュールに合わせてヌナも朝早くに宿舎に来て、夜遅くまで待っていてくれて、加えて俺の仕事も手伝ってくれていた。

疲れていないはずがなかった。

また疲れているヌナを付き合わせてしまっている。

申し訳なく思いながらも、たて込んでいる自分の仕事を黙々とこなしていった。