愛を知らない少女【ナカノヒトゲノム】

第30話 ページ34

第2ステージスタート

カリン「ねえ あんた絶対バカでしょ」

アンヤ「ちげェこいつはアホだ」

アカツキ「少し興味がわきまして」

「入出バカツキ」や「改名しろアホツキ」
と立候補した入出君は駆堂君とカリンさんに
非難されている

アンヤ「そういえばお前もだぞチビ女！！」

チビ女って……

カリン「そういえばさっき
様子おかしかったけど大丈夫なの？
Aちゃ…Aさん」

A「年上だからって さん付けにしなくて
もいいですよカリンさん
私も興味がわいただけです」

笑顔を作って入出君と同じ答えを言う

カリン「でも顔色も悪いし……」

A「……大丈夫ですよ」

そんなに悪いかな？顔色……

アカツキ「そういえばAさんと
カリンさんとはまた一緒ですね」

A「そうですね」

カリン「うっさいわね
どうせクジ運悪いわよ…」

私と入出君以外はクジで決まった
駆堂君とカリンさんと忍霧さんの5人

A「大丈夫ですよカリンさん
私がいますから」

この人が1番心配だ…

カリン「Aちゃん…」

全員で黒板を見る
こっくりさんのみっつの願いを叶え
アイテム『01染色体』を手に入れよ……か

アカツキ「ナカノヒトゲノムでも
『染色体』を集めましたね」

A「あーフリーゲームのほうですね
あっちは22本集めたらクリアでしたが…」

カリン「ということは あと21回こんなことを
やらされるわけ…？」

いや……ちがうな…

ザクロ「……いや あの男は1億ビュー
達成までと言っていた」

A「カウンタもこうして動いてますし…」

カリン「ねぇ…これ…本当に観られてるの…？」

本当に観られてるどうかはわからないけど…

A「今はやるしかないですね…」

ザクロ「そうだな…
今はとにかくやるしかない」

コインに指を置く私、忍霧さん
入出君、カリンさん…………

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