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38 「叫び」 ページ10
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一之瀬side
A「もう…やめてよぉー!!」
ｸﾞﾗﾝﾄﾞにAの叫び声が響く。
俺はその叫び声に驚く。
いや、ここにいる全員が驚いている。
Aがこんなに取り乱した所をみたのは初めて。
それに、Aはあの再開した日よりも凄く泣いている。
どうしてそんなに泣いているの…？
そう思っていたら、またAは叫ぶ。
A「こんなの嫌ぁ!
ﾊﾞｰﾝ様もｶﾞｾﾞﾙ様も…
みんな何でそんな事するの!?」
A「雷門のみんなを傷つけるのは辞めてよぉー!」
ずっとずっとAは叫び続ける。
地面に膝をつけながら…。
A「前はこんなこと…しなかったじゃんかぁ!
前は…あんなに優しかったじゃん…!」
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A「なのに…何でこんなに変わってしまったの!?」
.
A「ｴｲﾘｱ石のせい!? それともあの方のせい!?」
.
A「ねぇ、どうして!?」
.
A「応えてよぉー!!」
そう言ったと同時にAは倒れた。
そして、空から黒いﾎﾞｰﾙ降ってき、そこにいたのはｸﾞﾗﾝだった。
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ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：明日香 | 作成日時：2011年9月27日 22時
