ｲﾅｲﾚ～裏切り者の私は一之瀬一哉の彼女～２ (ページ19)

今日:12 hit、昨日:7 hit、合計:78,410 hit

47 「過去」ページ19

･

＊まだ過去編続きます!

私は何故自分だけ残されたのか疑問に思っていた。

でも、それよりも私はお日様園から抜け出す事を考えていた。

私は復讐なんてものしたくなかったから…。

お父様「A、貴方は今抜け出す事を考えていましたよね？

貴方を逃がしはしませんよ。

貴方にも働いてもらうのですから。」

A「え…ｯ」

お父様「貴方にはﾋﾛﾄ達の命令に従っているだけでいいです。

あと…ﾋﾛﾄ達の相手。

逃げ出したりしたら…分かっていますね？」

.

この時のお父様はとてつもなく恐ろしかった。

私はみんなに従う事しか出来なかった。

逆らった事もある。だけど、暴力を振るわれて…。

凄く怖かった。何回も逃げたいと思った。

だけど、私にはそんなことをする勇気が無かった。

でも…日に日にｸﾞﾗﾝ様達は可笑しくなっていった。

すぐに私に暴力を振るったりしてくるようになった。

私はその行為に耐え切れなくて逃げた。

ひたすら走って逃げた先が…

.

円堂「俺達のとこだったって事か？」

A「うん…。」

･